日本来港客船で過去最大の「MSCベリッシマ」が2020年に横浜発着チャータークルーズ実施

MSCクルーズが運航する17.1万トン級の客船「MSCベリッシマ」による日本発着チャータークルーズが2020年に各社より実施される

　MSCクルーズが2019年3月に就航した大型客船「MSCベリッシマ」によるチャータークルーズを、H.I.S.（エイチ・アイ・エス）/クルーズプラネット/ベストワンドットコムならびにジャパネット（ジャパネットサービスイノベーション）が2020年に実施することを発表した。

　MSCベリッシマはMSCメラビリア級の2番船として2019年3月に就航したばかりの大型客船。総トン数は17万1598トンで、日本に来港する客船としては、ロイヤル・カリビアンが保有する約16.8万トンのクァンタム級を抜き総トン数で過去最大の客船となる。乗客定員は5686名（乗組員1564名）。

　船内にはグランドキャニオンをテーマにしたアクアパークや、レゴと協力した子供向け施設、寿司バーなど12のレストランを設けるほか、シルク・ドゥ・ソレイユのオリジナルショーなどの船内アクティビティを用意する。

MSCベリッシマの客室例

MSCベリッシマの船内施設やレストランなど

　H.I.S.とクルーズプラネット、ベストワンドットコムの3社共同で実施するチャータークルーズは、2020年のゴールデンウィークに合わせたもので、4月28日に横浜港・大黒ふ頭を出港する9日間のクルーズ。高知、石垣島、宮古島、台湾に寄港する。

MSCベリッシマで航く 南国土佐と石垣島・宮古島・台湾 美ら海クルーズ9日間

日程： 2020年4月28日～5月6日
出発地： 横浜港（大黒ふ頭）
食事回数： 全食事付き（朝8回、昼7回、夕8回）
旅行代金： 15万8000円～98万円（2名1室利用時の大人1名あたり、港湾費用や船内チップなど別途必要）

　ジャパネットのチャータークルーズは、横浜港・大黒ふ頭発着で4月から全8回開催。10日間をかけて高知、鹿児島、済州島（韓国）、秋田、函館に寄港するものとなる。なお、現時点では5日程のみが発表されており、残りの3日程については2019年夏ごろに発表予定としている。

豪華客船「MSC ベリッシマ」で巡る 憧れの日本一周クルーズ10日間の旅

日程： 2020年4月19日～28日、5月7日～16日、5月16日～25日、5月25日～6月3日、6月3日～12日
出発地： 横浜港（大黒ふ頭）
食事回数： 全食事付き（朝9回、昼8回、夕9回）
旅行代金： 18万9800円～（2名1室利用時の大人1名あたり、港湾費用など別途必要）

【お詫びと訂正】初出時、ジャパネットのクルーズ概要において船内チップも別途必要と記載していましたが、船内チップは旅行代金に含まれます。お詫びして訂正いたします。