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JAL、福岡空港でボーイング 737-800型機就航10周年のひなまつり特別企画

入社10年目のスタッフによる記念品配布と見送り式

2017年3月3日 実施

JALが福岡空港でボーイング 737-800型機就航10周年記念&ひなまつり特別イベントを実施

 JAL(日本航空)は、ボーイング 737-800型機の就航10周年を迎えることを記念し、ひなまつりでもある3月3日、福岡空港で特別企画を実施した。新千歳空港行きのJAL3515便の搭乗客に向けて、記念品の配布とセレモニーが行なわれた。

 福岡空港国内線の2番搭乗口前には、セレモニー用のバナーが設置され、さらに「ひなまつりフォトフレーム」による記念撮影ブースが出現。JALスタッフが搭乗客に撮影のサービスを行なっていた。

セレモニーが行なわれたのは国内線2番搭乗口前
JALスタッフ手製のひなまつりフォトフレーム
新千歳空港の気温は最高4℃
JAL3515便の機長を担当した原佳範氏より感謝のあいさつ

 機内への案内が始まる少し前の14時ちょうど、JAL3515便の機長を担当する原佳範氏より、「本日担当させていただきます機長の原でございます。新千歳空港まで安全運航に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。当社の737-800型機就航以来、JAL本体で50機、関連会社含めますと56機の737-800型機を保有しております。

 このように翼を広げながら10年の節目を迎えられましたのも、本日ご搭乗いただきますお客さまの皆さまのおかげだと思っております。全社員を代表いたしまして、ここに深く御礼申し上げます。ありがとうございます。

 本日は3月3日のひなまつりと、10年の就航記念と合わせたイベントを企画させていただきました。いつもと少し違うJALのサービスをお楽しみください。私はこれより準備いたしまして皆さまを機内でお待ちしております」と挨拶。

 ほどなくして優先搭乗から機内への案内がはじまり、ゲートを通過した搭乗客には記念品が手渡された。記念品には、手書きの感謝カード、ひなあられ、さくらもちチロルチョコ、さらにボーイング 737型機ステッカーが封入されていた。

ボーイング 737-800型機の就航10周年に合わせて入社10年目のグランドスタッフが搭乗案内を担当した
後列左より桑原喜美子さん、荒木愛さん、今永朋佳さん、村田亜希さん、片山佳恵さん。前列左より丸山沙耶香さん、井手貢美子さん、平野香さん
記念品をスタンバイ
ゲートを通過した搭乗客にプレゼント
記念品の内容は、手書きの感謝カード、ひなあられ、さくらもちチロルチョコ、737型機のステッカー
バーコードリーダーにもひなまつりのデコレーションが施されていた

 この日の搭乗案内スタッフは、就航10周年にちなんで入社10年目のグランドスタッフが務めた。さくらのシーズンということもあり、普段は蛍光イエローのラインが入っている安全ベストのラインもピンクに加工されていた。さらに、横断幕を持ち乗客に手を振るスタッフは全員ピンクのグローブを着用と、ひなまつりにふさわしい見送りとなった。

 JAL3515便(使用機材はJA347J)は定刻より少し遅れた14時26分にスポットアウト。163名(幼児4名)の乗客を乗せて新千歳空港へと飛び立った。

トーイングトラクターにつながれたボーイング 737-800型機(登録記号:JA347J)
安全ベストのラインがピンクに
14時26分、プッシュバックを開始し誘導路へ
整備士も手を振って見送り
14時35分、16滑走路から新千歳空港に向けて離陸
JAL3515便に向かって手を振るグランドスタッフ