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国内外から約3万人が集まった「第32回NAHAマラソン」開催、マレーシア・ペナン島から初参加も
2016年12月6日 00:00
- 2016年12月4日 開催
沖縄県内最大級のマラソン大会「第32回NAHAマラソン」が12月4日に開催された。32回目を迎えたNAHAマラソンは県内ジョガーはもとより、県外、さらには海外からも参加者が集結する人気のスポーツイベントとなっている。
3万人の定員に対して約3万6000名のエントリーがあり、抽選により約3万人が出場。県内からは1万7000名余りが、県外・海外からは1万2000名余りが参加した。
今回、海外からの参加者で初めてマレーシア・ペナン島から38名のジョガーが来沖。本番前日には、那覇空港国際線ターミナルで歓迎式が行なわれた。
到着ロビーでマレーシア選手たちを待つ間にも、香港や台湾などから続々とマラソン参加者が降り立ち、歓迎式のためスタンバイしていたミス沖縄と記念撮影する参加者の姿も見られた。
午前11時30分過ぎ、チャイナエアライン CI120便でペナン選手一行が到着。ロビーに顔を揃えた。歓迎横断幕を前に記念撮影。ガッツポーズを見せるなど、意気込みや期待感の高まりを感じさせる。
続いて、ペナン島の新聞社「光華日報」(ペナン島の中国語新聞)副部長のLim Seng Huat氏、チャイナエアライン ペナン支店旅客営業部長のChristene T.H. Leong氏へ、ミス沖縄スカイブルー 奥濱安奈さんより花束の贈呈があった。
光華日報には、これまで現地旅行社が販売する沖縄ツアーを何度か広告掲載しているとのこと。今回のマラソンツアーについても記事を掲載予定だという。また、チャイナエアライン ペナン支店は、ペナン島からの沖縄商品造成をすべて手がけており、現地旅行社へ沖縄商品造成を積極的に働きかけている。
今回のマラソンツアーへの関心の高さからも、今後ペナン島から沖縄への旅行者が増えることが期待される。
最後に参加者へOCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)よりプレゼントが手渡され、歓迎式が終了した。
マラソン当日、那覇は最高気温28度と12月の史上最高を記録。午前中は曇り空で走りやすい環境だったようだが、午後からは日差しも強く参加者にとっては厳しいコンディションとなった。
総合優勝したのは沖縄県糸満市の照屋友貴さん。沖縄県民の優勝は7年ぶりだという。女子の優勝者は東京都の廣瀬光子さん。同大会5連覇の偉業を成し遂げた。また、高温のためか完走者は53.2%と史上2番目に低い記録となった。