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中部国際空港、「2016 空の日 エアポートフェスタ in セントレア」ステージイベント
JALのチアダンスやANAの歴代制服ファッションショーなど披露
2016年9月20日 15:54
- 2016年9月10日 開催
セントレア(中部国際空港)は、9月20日の「空の日」と9月20日~30日の「空の旬間」を記念したイベント、「2016 空の日 エアポートフェスタ in セントレア」を9月10日に開催した。「空の日」「空の旬間」とは、民間航空再開から40周年となる1992年に国土交通省が定めたもので、9月20日~30日の期間は全国の空港などでイベントが開催される。
「2016 空の日 エアポートフェスタ in セントレア」のステージイベントでは、ANAによる歴代コスチュームのファッションショーやJALのチアダンスをはじめ、麻薬探知犬や検疫探知犬のデモンストレーション、入国管理局による入管クイズ、海上保安庁による各種制服を披露するステージなど、セントレア空港に関わるさまざまな機関が協力して参加し、時間いっぱいまで盛りだくさんのイベントが行なわれた。
開催にあたって挨拶をした国土交通省 大阪航空局 中部空港事務所 中部国際空港長の谷口安弘氏は、「空の日、空の旬間は、航空事業に関する興味関心を高めてもらうことを目的として、全国でイベントが開催される。ここ名古屋ではMRJを代表とする航空産業が盛んで、航空に関する知識が多い人も多いが、今回のイベントによってよりいっそうの興味をもってもらいたい」などと述べた。
会場にはセントレアの「なぞの旅人フー」、愛知県警察の「コノハけいぶ」「コノハまま」、気象庁の「はれるん」、税関の「カスタム君」、海上保安庁の「うみまる」「うーみん」、動物検疫所の「クンくん」など、関連する団体のマスコットキャラクターが駆けつけ、イベントを盛り上げた。
SPGチアダンスプロジェクト
地元のキッズチアダンススクール「SPGチアダンスプロジェクト」による演技が行なわれた。SPGは「Smile」「Powerful」「Group」の頭文字だそうで、幅広い年齢層の子供たちが日頃の成果を発揮して元気に踊っていた。
検疫探知犬によるデモンストレーション
国内持ち込みが禁止されている動植物などをにおいでかぎ分けるのが検疫探知犬。混雑する空港内にいる乗客が持つ手荷物のにおいをかぎ分けるため、小型で鼻のきくビーグル犬が使われている。会場では輸入禁止されているソーセージのにおいをかぎ分けて当てるというデモンストレーションが行なわれた。
JALチアリーディングチーム「Dreamys」がダンスを披露
JAL(日本航空)の中部スタッフによるチアリーディングチーム「Dreamys」が登場。メンバーはさまざまな部署でシフト勤務に就いているため、全員が揃って練習できることは少ないというが、息の合った見事なダンスを披露していた。
麻薬探知犬によるデモンストレーション
麻薬を探知するために訓練された犬たちのデモンストレーション。麻薬のにおいを覚えさせ、隠された麻薬を見つけると、ご褒美にタオルを堅く縛った「おもちゃ」で犬と遊んで喜ばせるという訓練をしているので、「犬が麻薬中毒なわけではありません」とのこと。
海上保安庁は制服のファッションショー
海上保安庁では、関空とセントレアにしかない航空基地と海上保安部の機能を併せもった海上基地があり、ヘリコプターとしてアグスタウェストランド「AW139」が2機と、30メートル級巡視艇「いせゆき」が所属している。いせゆきは伊勢志摩サミットで海上警備も実施したという。イベントではその隊員が海保版のファッションショーを行なった。