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JAL、9月1日から成田~クアラルンプール線にボーイング 787-9型機就航
初日には記念イベントを開催
2016年9月2日 20:20
- 2016年9月1日 実施
JAL(日本航空)は9月1日、成田~クアラルンプール線のJL723便にボーイング 787-9型機を投入。新機種就航を記念して搭乗ゲートでイベントを実施した。
マレーシアは経済発展が著しく、ビザの緩和なども行なわれたことから、ビジネスや観光で渡航する人が多くなった。この需要に応え、品質やサービスの向上を目指す一環として今回のボーイング 787-9型機を就航させる。これまで運航していたボーイング 767-300型機と比べて、座席数はあまり変わらないが、機体が大きくなったことで、約7時間30分のフライトをゆったりとした空間でより快適に過ごせるようになる。
成田~クアラルンプール線
JL723便:成田(11時20分)発~クアラルンプール(17時45分)着
JL724便:クアラルンプール(22時50分)発~成田(翌日07時05分)着
使用機材:ボーイング 787-9型機、195席仕様(ビジネス44席、プレミアムエコノミー35席、エコノミークラス116席)
冒頭の挨拶で長澤和則機長は、「本日よりクアラルンプール行きJL723便は、ボーイング 787で就航することになりました。これを記念いたしまして、ささやかながらイベントを開催させていただきます。乗務員の制服を着用していただいての記念撮影やプレゼントを用意しております。どうぞお楽しみください」と述べ、多くの搭乗客が待つJL723便クアラルンプール行きの62番搭乗ゲート前でイベントが開催された。
イベントはいくつか用意されていたが、なかでも乗務員の制服を着用しての記念撮影に人気が集まり、記念撮影後のインタビューに対してマレーシア在住の乗客は「これからマレーシアに戻るところ。機体が787-9に変更されることは知っていて、新しい飛行機で帰れるから楽しみだね」と話したほか、神奈川在住の乗客は「マレーシアに両親と姉が住んでいて、これから子供を見せに行くところ。子供にとっては初めての飛行機で、たまたまこのようなイベントをやっていて、よい記念になりました」と笑顔で話した。
搭乗間際までイベントは続き、クリエイティブヨーコとJALのコラボレーションキャラクター「飛行機に変身しろたん」や「パイロットに変身しろたん」に見送られながら、ボーイング 787-9型機へと搭乗していった。搭乗時、全員に記念品の「手作り搭乗証明書」と「記念ステッカー」が配られた。
その後、ボーディングブリッジから離れた機体はスタッフに見送られながら、トーイングトラクターにプッシュバックされてブロックアウト。クアラルンプールに向け、澄み渡る青空の中へ飛び立っていった。