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10月スタートの「長崎デスティネーションキャンペーン」PRチームが編集部を来訪
7月23日に東京の日本橋長崎館でPRイベントを実施
2016年7月22日 17:18
- 2016年7月22日 来訪
長崎県は10月1日～12月31日に実施される「長崎デスティネーションキャンペーン」をプロモーションするため、大村市フラワー大使・花菖蒲の鐘江美沙紀（かねがえ みさき）さんや参加自治体の担当者が本誌編集部を来訪した。
デスティネーションキャンペーンは、JR旅客グループ6社と、JRグループが選定した自治体、観光関係団体とが協力して行なう観光キャンペーン。年4回に分けて開催されており、2016年秋（10月1日～12月31日）の開催地が長崎県となっている。長崎県は過去、1993年度秋に福岡県、佐賀県と共同で、2006年度秋に九州観光推進機構として開催されて以来、3度目の開催。初めて単独開催となる。
10月1日からの長崎デスティネーションキャンペーンは「旅さきはながさき」をキャッチコピーに、6つのテーマで魅力を訴求。それぞれのテーマに沿ったイベントや、旅行会社によるツアーなどが実施される。
6つのテーマは以下のとおりで、DC（デスティネーションキャンペーン）に合わせて提供されることになった企画の一部を紹介する。
世界遺産はながさき
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」
軍艦島に代表される旧炭鉱の島々を巡る「高島・端島（軍艦島）・池島3島周遊スペシャルクルーズ」や、三菱長崎造船所旧木型場（長崎造船所史料館）や小菅修船場跡（ソロバンドック）を長崎造船所史料館チーフマネージャーの案内で巡る「明治日本の産業革命遺産ツアー」などを実施。
祈りはながさき
世界文化遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」
キリスト教弾圧期の秘密教会を巡る「秘密教会を訪ね、弾圧期を学ぶヒストリーウォーク」の開催や、新上五島町内6教会を会場にする「チャーチウィーク in 上五島教会コンサート」にDC特別席を用意。
なお、第40回世界文化遺産委員会の結果、構成資産の再検討を行なっている同遺産だが、来週7月25日には世界文化遺産推薦候補を決める会議が文化庁で行なわれる予定となっており、その結果が注目される。
日本遺産はながさき
「日本磁気のふるさと 肥前」の日本遺産認定を記念した「窯元が語る 三川内焼の歴史と魅力 定時ガイドツアー」を三河内伝統産業会館においてDC期間限定で実施。対馬歴史民俗史料館では、通常は非公開にされている徳川家康と対馬藩初代藩主 宗義智の肖像画をDC期間限定で公開する。
美味感動はながさき
案内マップを見ながら佐世保市の人気グルメを楽しめる「佐世保 港町グルメチケット」をDC期間中に販売。案内マップ冊子に500円チケットが2枚付いた「佐世保バーガー編」（1000円）と、500円チケットが4枚付いた「レモンステーキ＆ビーフシチュー＆バー編」（2000円）の2種類を販売する。
浪漫はながさき
鎖国時代の出島で行なわれていた“検番”を再現する「長崎検番 in 出島 ～歴史薫る愛の舞～」をDC期間中に開催。日本三大くんち「長崎くんち」の特別観覧席桟敷席のプレゼントキャンペーンも予定している。
ひかりと灯りはながさき
10月28日～11月6日の期間の10日間、雲仙仁田峠のロープウェイを夜間営業する「雲仙仁田峠プレミアムナイト」を実施。ライトアップされた妙見岳の紅葉を楽しめる（同ロープウェイ夜間営業は8月の毎土曜日も行なわれる）。ハウステンボスでは、光の宮殿パレスハウステンボスでイルミネーションを開催。DC期間中に各回1組2名のみの特別観覧席を用意する。
7月23日は東京・日本橋長崎館でPRキャンペーン
7月23日10時～20時には、この長崎デスティネーションキャンペーンのPRイベントを、東京にある長崎県アンテナショップ「日本橋長崎館」で実施。五島ワイン、日本酒、雲仙レモネード、にんじんジュースの試飲や、大村寿司の試食などを用意。当日2000円以上購入した人向けに、長崎和牛などが当たるプレゼント抽選会を実施する。
編集部を訪れた大村市フラワー大使・花菖蒲の鐘江美沙紀さんは、長崎県の見どころとして、長崎市の“世界新三大夜景”を楽しめる稲佐山や軍艦島、佐世保市の佐世保バーガー、雲仙の「プレミアムナイト」、海と一緒に眺められる五島の教会などを紹介。「歴史を楽しみながら、海を楽しみながら、心も癒やされる長崎県」とアピールした。