JAL、新仕様「JAL SKY SUITE 777」の777-200ER型機、羽田～バンコク線で6月18日就航

ビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE III」

　JAL（日本航空）は6月10日、ビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE III」を採用した新仕様「JAL SKY SUITE 777」のボーイング 777-200ER型機を、6月18日から就航すると発表した。

　ビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE III」については弊誌でも体験会の様子を紹介しているが、機体中央の2席部分について、乗客の足もとを上下にクロスさせるレイアウトにすることでスペース効率を高め、最大198cmのフルフラット型シートを実現していることが特徴で、42席設けられる。

　また、プレミアムエコノミーには「SKY PREMIUM」が40席、エコノミークラスには足元スペースを最大約10cm拡大した「SKY WIDER」が154席用意される。乗客の快適さを向上させるため、現行の仕様よりも総座席数は減ることになる。

「JAL SKY SUITE 777」の777-200ER型機は、6月18日の羽田～バンコク線（JL031便/JL034便）から始まり、8月に羽田～シンガポール線、2017年1月以降に羽田/関西～ホノルル線、2017年3月以降にセントレア/成田～ホノルル線で順次就航予定。2017年度中には、同社が保有する11機すべてを「JAL SKY SUITE 777」に改修する予定だという。

　新仕様機は時刻表などでは「SS2」と表記される。就航路線については「JAL SKY SUITE 777、JAL SKY SUITE 767、JAL SKY SUITE 787 導入路線のご案内」も参考にしてほしい。

「JAL SKY SUITE 777」が導入されたボーイング 777-200ER型機

機体には「JAL SKY SUITE 777」の文字が

乗客の快適さを向上させるため、現行の仕様よりも総座席数は減ることになる