若林直樹のトラベルフォトギャラリー

ハロン湾(ベトナム)

 1994年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたベトナムの「ハロン湾」は、大小3000もの岩礁や島々が点在し、雨期には水墨画のような風景を醸し出す。この風景が中国の桂林に似ていることから“海の桂林”とも呼ばれている。

 海上に村があり、観光や水産業で生計が立てられている。カヤックを貸し出しているところもあり、島の洞窟探検など楽しめる。ハロン湾にはハノイから日帰りでも観光が可能だが、宿泊施設のある船に泊まり、夕日や朝の風景を楽しむのもよいだろう。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://homepage2.nifty.com/nao-w/