若林直樹のトラベルフォトギャラリー

松原湖とその周辺の雪景色(長野県)

 松原湖は、長野県にある小海線(八ヶ岳高原線)の松原湖駅から2kmほどの所にある湖で、「猪名湖」「長湖」「大月湖」という3湖の総称だ。一般的には一番大きな猪名湖を「松原湖」と呼んでいる。

 標高1123mの高原にあり、冬のこの時期は氷が厚く張る。12月下旬から3月中旬までは氷上を歩けるため氷上のワカサギ釣りが有名で、釣り客がテントを張り氷に穴を空けて釣りを楽しんでいる。道具がなくても現地で借りて好きな場所で釣りを楽しめるので人気だ。

 松原湖へのアクセスは、クルマで行くのがベスト。ローカル線の旅をしたければ小海線で松原湖駅まで行き、夏の時期ならば路線バスで行くことができるが、冬は運休なのでタクシーで行くことになる。歩いても2kmだが雪道でアップダウンがあるので、それなりの靴が必要だ。

 旅館や釣り宿、ペンションなど宿泊場所があるので、宿泊して早朝散歩もお勧め。寒いながらも美しい景色を見ることができるだろう。よく冷えた早朝に運がよければ、木々に霧氷が付いて朝日で美しい姿を見せてくれるだろう。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/