若林直樹のトラベルフォトギャラリー

春の駿府城公園(静岡県)

 暖冬の今年は春の訪れも例年になく早い。桜も1週間から10日は早いとの予想が出ている。今回紹介する駿府城公園は静岡市の中心にあり、東京からは約150kmの距離。クルマで行くのならば、途中、富士川SA(サービスエリア)で休憩しつつ、桜と富士山を眺めながら向かうこともできる。

 新幹線ならば東京駅から1時間~1時間30分と気軽に行ける距離にあり、日帰りするのにも楽な位置にある。駿府城公園は静岡駅からのアクセスがよく、歩いて20分(1.5km)ほどだ。

 駿府城公園の桜は例年3月下旬からが見ごろだが、今年は早ければ中旬に満開を迎えるだろう。450本のソメイヨシノが咲き、そのころには日没から22時までライトアップが行なわれるという。

 駿府城は徳川家康が1585年に築城を始め、将軍職を譲ってから再びこの地で修築や駿河の町作り、治水事業をしている。長い歴史を刻んだこの地を訪れ、桜を見つつ歴史に触れてみてはいかがだろう。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/