若林直樹のトラベルフォトギャラリー

新世界と道頓堀の夜(大阪市)

 大阪での仕事が終わった夜、ふらっと行ってみたくなるのが新世界、そして道頓堀。新世界の歴史は古く、明治時代の1912年に博覧会跡地を大阪の新名所とし、通天閣と遊園地が開業。周辺に飲食街や食べ物屋や興行小屋、見世物小屋などの歓楽街が広がった。戦後の復興で通天閣は再建され、日立のロゴやビリケンさんが有名になっている。一時期はゲームセンターが数多く集まりゲーマーのメッカでもあったらしい。いまでは「2度漬けはアカン」の串カツ屋など、飲食店が数多く軒を並べている。

 新世界から道頓堀へは、地下鉄を利用して15分ぐらいとわりと近いので移動するのも楽だ。道頓堀は道頓堀川に沿って日本橋から大黒橋間の両岸及び周辺に広がる繁華街だ。新世界とは違って新しいカフェも多く、川岸にテーブルを出して酒を飲めるので外国人に人気だ。川には観光船が行き来し飲みながら観光できるようだ。

 東京在住の筆者だが両繁華街を1人で歩いても楽しく、東京の繁華街とは違いフレンドリーで安心して遊べそうな夜の街だった。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/