ご当地土産セレクション
金沢土産の「花うさぎ」と「わらび餅のバウム」
2023年3月3日 11:00
春の訪れを感じる穏やかな日が増えてきました。日本気象協会などによれば今年の桜は例年よりも早く、福岡の3月14日を皮切りに東京では18日に、お花見スポットとして名高い「兼六園」を有する石川県金沢市でも、27日ころに桜前線が到達するそうです。今回は茶の湯文化と菓子作りの伝統が息づく金沢より、この季節の贈り物にぴったりなお土産を紹介します。
落雁 諸江屋「花うさぎ」
京都、松江とともに日本三大和菓子処に数えられる金沢。茶席で供される上生菓子をはじめとした和菓子作りが盛んな街です。
敷居の高い和菓子や茶道にはなじみがない、という人にもぜひお勧めしたいのがこちらの「花うさぎ」。手掛けるのは、江戸末期の嘉永2年(1849年)に創業以来、加賀銘菓の伝統を今に伝える諸江屋です。
定番人気の「花うさぎ」は、糒と和三盆糖を用い小さな花の型に押して固め乾燥させた落雁。和紙で1粒1粒包んだ姿がウサギに似ていることから名付けられました。口のなかでとろける上品な甘さが秀逸で、昔ながらの製法や素材へのこだわりが感じられます。
花うさぎ
内容量: 15粒入り(巾着)
価格: 540円
賞味期限: 製造日から常温で90日
販売場所: 本店、西茶屋菓寮、金沢駅構内あんと店、香林坊大和店、金沢エムザ店、石川県観光物産館、金沢駅新幹線改札前 おみやげ処金沢、小松空港、徳光SAなど
まめや 金澤萬久「わらび餅のバウム」
国産有機大豆や能登の黒豆、能登大納言など、地元生産者から届く選りすぐりの素材を中心に多彩な豆菓子を作る「まめや 金澤萬久」。近年では、金箔の国内生産量99%を占める金沢の箔工芸を現代風に生かした金かすてらや、型抜きバウムといった商品にも定評があります。
なかでも今回セレクトした「わらび餅のバウム」は、和の滋味深さと洋の上品さが見事に融合した進化系スイーツ。ぷるぷるのわらび餅と香ばしく焼き上げられたバウムクーヘンが一体となり、独特のもっちり食感を生み出します。
バウム生地にオレンジの果皮を加えることで爽やかさをプラスした「わらび餅のバウム 黒豆」のほか、この季節限定の「わらび餅のバウム 桜」もイチ押し。春の金沢へ訪れたら、マストバイです。
わらび餅のバウム 黒豆
内容量: 5個入り
価格: 1134円
賞味期限: 製造日から常温で35日
販売場所: 本店(ぶどうの森・本店敷地内)、金沢百番街店、香林坊大和店、金沢エムザ店など
わらび餅のバウム 桜
内容量: 5個入り
価格: 1350円
賞味期限: 製造日から常温で35日
販売場所: 本店(ぶどうの森・本店敷地内)、金沢百番街店、香林坊大和店、金沢エムザ店など