ご当地土産セレクション

浅草土産の「亀十どら焼き」と「お抹茶 あんこ珠」

亀十のどら焼きは浅草土産の定番

 旅先で買って帰りたい定番&新定番をお届けしてきた「ご当地土産セレクション」。2022年最後に紹介するのは、東京の下町・浅草の人気商品です。浅草では今、仲見世商店街や周辺の飲食店も通常営業を再開し、およそ3年ぶりに観光客の賑わいが戻ってきました。新年の初詣などでお出かけの際は、ぜひ名物グルメの食べ歩きやお土産選びなど、浅草ならではの風物詩を楽しんでください。

御菓子司 亀十「有名特製 どら焼き」

 亀十は言わずと知れた浅草の名店。創業100年近い歴史を持つ老舗和菓子店です。雷門のすぐ斜め前に店を構え、休日には長蛇の列ができるほどの人気ぶり。

 店内には黒糖味の松風や最中などの商品がズラリと陳列されていますが、人々のお目当ては「有名特製 どら焼き」。パンケーキのようにふわっふわの皮に北海道産小豆を使用したホクホクのあんこ、少し大ぶりで食べ応えのあるボリューム感、それでいてペロっと食べられてしまう上品な甘さ……。

 巷では上野の「うさぎや」、東十条の「草月」とともに“東京3大どら焼き”と称される逸品ですが、熟練の職人が1つ1つ丹精込めて手作りしているため数が限られ、賞味期限は3日間と短め。それでもできたての美味しさを味わえるのだから、手に入れる価値アリです。

東京どら焼き御三家の1つ「亀十」。定番の黒あんとさっぱりした甘さの白あん2種類あり、どちらも粒あんです
バラで買えるほか、化粧箱(5個入りから、個数に応じてサイズが異なる)も
渋くてかっこいい包装紙や手提げの紙袋に描かれた地図の挿絵もグッときます

有名特製 どら焼き

内容量: 5個入り
価格: 1950円(箱代別途)
賞味期限: 製造日から3日
販売場所: 御菓子司 亀十(東京都台東区雷門2-18-11)は、東京メトロ銀座線 浅草駅(2番出口)から徒歩すぐ

雷一茶「お抹茶 あんこ珠」

「良質な抹茶は苦くない」をコンセプトに、その年の最初に生育した新芽を摘み採って作る“一番茶”だけを使った濃厚な抹茶ジェラートやわらびもち、雷おこし、お濃茶ロールケーキなどを販売する「雷一茶」。

 ここで人気上昇中なのが「あんこ珠」。京菓子の名店「井津美屋」とコラボした和スイーツです。レトロな木桶風の容器を開けてみると、つるんとした黒い珠が5つ。店こだわりの抹茶を贅沢に練り込んだというこしあんを、黒糖羊羹で包んでいます。

 浅草寺の伝法院通りをはじめ、浅草エリアに3店舗のショップ&カフェを構え、店内ではその場でスイーツを味わうことも可能。映えるロケーションも相まって、平日・休日を問わず若い女性やカップル、訪日外国人でいつも賑わっています。

まるで抹茶を食べているかのような「お抹茶 あんこ珠」。さらに深い緑色をした「お濃茶 あんこ珠」もあります
木桶風の容器に5つ入り。常温保存できますが、素材の風味をより味わえるよう冷凍で売られています。自然解凍後は冷えた状態でいただくのがオススメ

お抹茶 あんこ珠

内容量: 1個(5つ入り)
価格: 980円
賞味期限: 解凍日から5日
販売場所: 浅草本店、お抹茶体験店、伝法院通り店