軽井沢土産の「くるみ最中」と「チョコレートボールMIX」

新定番土産「軽井沢チョコレートボールMIX」

　長野県・軽井沢といえば新緑シーズンや夏の避暑地として有名ですが、今回は旅慣れたツウや地元民も御用達の“冬の軽井沢”から、2つのお土産をご紹介。いよいよクリスマスを迎え、現地では軽井沢高原教会のイベント「星降る森のクリスマス」やギフトにグルメが集う「ハルニレテラス」のイルミネーションなど、街中が賑わいを見せています。この週末ぜひ、お出かけしてみてはいかがでしょう。

白樺堂「くるみ最中」

　明治時代、軽井沢を訪れた外国人宣教師らによって街が栄え、欧米の食文化が根付いたことから、旧軽井沢銀座をはじめとする観光名所には洋菓子やジャム、ソーセージ、パンといったグロッサリーが豊富に揃います。

　白樺堂はそんな軽井沢を代表するジャム＆菓子工房。もともとは、1950年代初頭に粘土のかまどを手作りし、あんこを炊いたのがはじまりでした。その自家製法を用い、浅間山麓の木の実やフルーツを生かした商品を扱っています。

　こちらの「くるみ最中」は、店でもっとも古い歴史を持つ和菓子です。くるみの見た目をしたサクサクの皮のなかには、白あんを赤茶色のあめ色になるまで煮込んだという昔ながらのこってりあんがぎっしり。そこにくるみの食感と香ばしさが絶妙に絡みます。

軽井沢を代表する銘菓「くるみ最中」。サクサク最中にあめ色をした濃厚なあん、くるみの食感が三位一体の美味しさ

1箱6個入り。バラ売りもあるので手軽に味わえます

1つ1つは実物大くらいのサイズがあり、ずっしり

Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー「チョコレートボールMIX」

　こちらは軽井沢に誕生してちょうど10年になるチョコレート専門店の商品。老舗の名店が軒を連ねる軽井沢のなかでも、このカラフルで可愛らしいチョコレートボールや種類豊富なラスクは抜群の人気を誇ります。

　売れ筋の「チョコレートボールMIX」は、マカダミアナッツに濃厚なチョコレートをコーティングしたひと口サイズのチョコボールですが、特徴的なのはその味のバリエーション。いちごやビター、ジャンドゥーヤ、抹茶などの定番ほか、ブルーベリーやレモン、キャラメル、カフェラテ、シーソルトといった一風変わった味も。特に、国産りんごを使ったホワイトチョコで作るりんご味は、包みを開けた瞬間から甘酸っぱい香りが華やぐ逸品で、クリスマスの贈り物にもぴったりです。

　大きなもみの木が立つお洒落な本店には、ガラス越しに製造工程を見学できる工房やカフェスペース、テラス席も併設しているので、来店した際はぜひチェックしてみてください。

厳選カカオ豆を使用したベルギー産チョコレートでコーティング。コリコリとしたマカダミアナッツの歯応えが美味

創業時から販売する「チョコレートボールMIXブラウン」のMサイズ

りんご、ブルーベリー、レモン、いちご、ビター、キャラメルが2粒ずつ