ボーカリスト琴音の音楽旅
夢に見るまで楽し過ぎた韓国旅行! 満腹大満足でずっと食べてたグルメ旅
2025年6月28日 08:00
梅雨をすっ飛ばしていきなり暑くなった日本列島。暑さを吹き飛ばす旨辛グルメに美容、買い物と楽しめる韓国に女子旅でがっつりストレス発散したい!ということで暑さが本格的になる前にお隣の国、韓国に行ってきました。
今回は女性だらけの8人グループで久しぶりの海外旅行ですが、同じアジアでフライト時間も短いし時差もない、気候もほぼ同じなので気軽な気持ちで2泊3日の旅に。
金浦空港からホテルに到着、南大門で腹ごしらえし、バスで東大門へ
今回は日系の「ソラリア西鉄ホテルソウル明洞」に宿泊しました。日系のホテルらしくフロントや荷物置き場も広々と清潔で日本語対応も可能。お部屋もバスタブとトイレが別々になっていて、日本人がストレスなく過ごせる快適な作りになっていました。
荷物を置いてまずはホテルから歩いて行ける南大門市場散策。まだそんなにお買い物欲が湧いてこなかったので、まずは軽く腹ごしらえに屋台の餃子をいただきました。
買い物はそこそこにして、次はお買い物の本拠地東大門へバスへ移動しました。とりあえずは行っておこうというファッションビル「ミリオレ東大門」に行き、ビルの一番上の階から下まで見ましたが、今回は何も買わずウインドウショッピングを楽しみました。
商品数がたくさんあるので買い物欲が爆発しているときはミリオレでガンガン買うのですが、今回はこれというものが見つからず。数年前の韓国は何を買っても何を見ても安いと感じていましたが、円安の影響で日本で買うよりも少し安いくらいで、あまり物価に差を感じなくなってきました。
それでも、東大門近辺の洋服や靴屋さんは問屋価格で安価なのは間違いないのですが、やっぱり以前と比べてしまいますね。ここから少し歩いて早めに夕飯のお店「東大門明洞タッカンマリ始祖店」へ行きました。
絶品タッカンマリでマッコリ開けまくり! 暑いけれど、するする入ってしまうさっぱり鶏鍋を堪能
日本語表記もあり、広々とした店内の東大門明洞タッカンマリ始祖店に到着し、まずはビールとマッコリで乾杯。私はマッコリが少し甘かったので、ビールと割って飲みました。この飲み方好きなんです。
次々とキムチやタレに使う生のニラを刻んだ薬味皿が運ばれてきます。お醤油のようなタレに好みで、生にんにくや刻んだニラ、からしやお酢を入れて自分でソースを作って食べます。私は途中から味変したかったので、お酢やからしは後半で入れることにしました。
ごろごろの骨付きの鳥が入ったタッカンマリ鍋に火をつけて、グツグツ煮込んで火が通った鶏からタレにつけていただきます。骨から煮込んでいるので、エキスがしっかり出てスープを飲んでもめちゃくちゃ美味しい!
ガンガンとマッコリとビールが空いていき、鶏肉がしっかりツマミになり、締めはカルグクスという麺を入れて、私は塩と胡椒で味付けをして鶏そばを堪能しました。一番最後の濃厚な鶏スープがえも言われぬ美味しさ。締めとはいえ、軽めなのでするすると入ってしまいました。
食後の腹ごなし?として韓国コスメを買いに「THE MASK SHOP」へ行きました。こちらはコスメがかなり安く買えるお店です。みんなで自分用だったり、お土産にするパックなどどっさり買い込んで帰ろうかとしたら、屋台を見つけてまた酒盛りが始まりました。
つまみにチヂミを頼んだんですが、これがまた美味しい! 韓国のビールも軽くて飲みやすいので、スイスイ入ってしまうんですよね。買い物をし最後はお夜食まで堪能して1日目の夜は終了しました。
朝からユッケ!? 朝から並ぶ価値ありの名店で生肉で天国へ
2日目の朝は日本では食べるのが難しいユッケやレバ刺しを食べに行こう、ということで、大人気の「プチョンユッケ本店」に行きました。
こちらはミシュランにも掲載され開店と同時に行列の大人気店なので、10時の開店を目指し朝9時にはホテルを出発。
広蔵市場に到着し、いろんなものに目を奪われながらプチョンユッケに到着し、リストに名前を入れて開店を待ちます。朝の開店前に行けば1回転目で入れるので、早めに来れば待たずに食べることができそうです。
名物のユッケにレバ刺し、センマイ刺し、テナガダコのお刺身を注文しました。お通しに牛と大根のスープが出てきて、朝から瓶ビールで乾杯。
美しい生肉とレバーを見て一気にテンションが上がり、口に運んでみれば味付けもお肉もめちゃくちゃ美味しい! 朝一番ですが、ビールが進んでしまいます。
ほろ酔いでユッケビビンバまで完食し、江南に移動してソウル最大級地下商店街の「GOTO MALL」へバスで移動しました。
雑貨、洋服、造花のお店までまさに問屋街のような幅広い品揃えでズラーリと何十mとお店が並んでいます。私はお洋服を1点購入し、仲間は新居用のクッションなど皆それぞれお買い物を楽しみました。
カフェレベルの高い韓国でコーヒータイム、からのカンジャンケジャンなどたらふく海鮮を食す
江南からホテルのある明洞にタクシーで戻り、荷物をホテルに置いて休憩がてら皆でカフェタイム。ホテル近くの「ヌルボムボムBakery&cafe」に入り、スイーツと私はノンカフェインの水出しコーヒーを注文。
こういうノンカフェインメニューがサラッとあるのが韓国カフェのすごいところ。チョコクロワッサン、ブルーベリーレアチーズケーキ、シナモンロール、ワッフルと、シェアしながら食べましたが日本よりスイーツのサイズが大きい!
コーヒーも普通サイズが日本の倍ぐらいの大きさ。そんなに韓国の人って身体のサイズが日本人と違わないと思うのですが……。
スイーツタイムとおしゃべりに夢中になり夕飯の時間に。カフェで1日歩き回っていた脚を休めて、カンジャンケジャンのお店「オダリチプ カンジャンケジャン明洞直営店」に向かいました。
オーナーが元歌手で店内にはステージにグランドピアノまであり、この日はピアノの生演奏までありました。にぎやかだけどきれいなピアノの音色に癒されながら、念願のカンジャンケジャン。
東京でも大久保の専門店などに行かないとなかなかお目にかかれないカニの醤油漬けです。この甲羅にご飯と韓国のりを入れて、混ぜて食べるのが至福。美味し過ぎてぶっ飛びます、ぶっ飛ばされます。
そこから、今回の旅のメンバーのなかで甲殻類アレルギーの方がいたので焼肉やそのほかに韓国の茶碗蒸しケランチム、チャプチェ、おぼろ豆腐チゲなども注文。どれも美味しくてモリモリ食べてしまいます。
8人で行き、少しずつつまんでもかなりの量のお料理でしたが見事に完食しました! 魚介と肉とどちらも選べるというのが、グループ旅行のときにとてもよいなぁと。どちらも美味しく大満足でした。
ホテルまでの帰り道、明洞は屋台が立ち並びお祭りさながらの雰囲気です。前に大久保で見てからずっと食べたかったオレオチュロスのアイスクリームをデザートにいただきました。普段はカロリーを気にして控えているけど、旅行だから食べちゃうもんね。旅行の食べ歩きって、なんでこんなに楽し美味しいんでしょうねぇ。
夜の明かりと甘いものに癒されて、2日目の夜も楽しい帰路になりました。ホテルに着いてからは、最終日の夜らしくお菓子を広げて部屋飲み開催。ほどほどの時間で切り上げて、最後の夜を満喫しました。
最終日の3日目も食い倒れ、まずは朝粥からスタート
最終日の3日目、起きれる人で朝粥に行こうということで朝8時集合で全員参加で朝粥のお店「瑞源粥」へ。韓国でお粥を食べたことなかったのですが、海鮮系のメニューが豊富ななか、私は「牡蠣とシイタケのお粥」皆はこのお店の名物「アワビ粥」を注文しました。
昨夜もご存じのとおり、食べまくりだったので朝からご飯食べられるか?と思っていましたが、あっさりと出汁の効いたお粥だとスルスル入っていきます。むしろ食べ過ぎた胃に優しく、身体全体を緩やかに起こしてくれます。
牡蠣とシイタケのお粥はシイタケの出汁がしっかり効いていて、滋味あふれるお味。アワビ粥も味見させてもらったら、濃厚な肝ベースのお粥で臭みがまったくなくこれでもか、とアワビの魅力を味わえます。
お酒も飲みつつの韓国旅、魚介類のミネラル分が身体を癒してくれつつ旨味で幸せな気持ちに。お粥に癒されての最終日スタートとなりました。
15時には空港へのお迎えがホテルに来る予定だったので、午前中は荷物を片付けて買い逃したものを南大門に買いに行ったり。私は夫がカバンを欲しがっていたので南大門市場のお店で、ウエストポーチを購入。現金だと値切れるのも楽しいところ。
買いたいものを買って、お昼はキムチチゲで「キムサムボ 明洞店」というお店でラーメンを入れて食べるスタイル。鉄釜でご飯が運ばれてきて、おこげが香ばしいこと! これにお水を入れると、おこげがきれいに取れてパリパリとふんわり、どちらの食感も楽しめます。
キムチチゲは酸味のあるキムチで、暑い日ですがサッパリといただけました。スープを吸ったラーメンがまた美味しく、ご飯もあって食べ切れるかな?と思いましたがあっという間に完食。韓国料理ってなんでこんなにビールが合うんでしょう。
満腹になりよい時間になったので、最後のパッキングをしに早めにホテルに戻りました。迎えのクルマが来て金浦空港に向かい、無事羽田空港へ。
今回は女性だらけのグループ旅行でしたが、買い物もしつつ主に食べまくりの旅になりました。韓国に慣れているお姉様がいろいろと美味しいお店をピックアップしてくれたので、ずっと美味しいものを食べられる旅に。
食べまくってても胃もたれしなかったのは韓国料理がヘルシーだから? 考えてみたら、揚げ物などヘビーなものはあまり食べなかったかもしれません。韓国コスメはもちろんですが、野菜たっぷりで食べてきれいにもなれる韓国料理。女性が楽しめる人気の旅行地で何度も渡韓する人がいるのも納得です。
私自身も4回目の韓国で、今回は初めてのグループ旅行でしたがめちゃくちゃ楽しみました。帰国後も楽し過ぎて韓国旅行の夢を見るほど。というわけで、また次の渡韓で何を食べようか、買おうか楽しみにリサーチしようと思います。