ボーカリスト琴音の音楽旅
飲むのも古着も楽しい祐天寺を散策! 落ち着いた雰囲気で冬のオシャレ散歩
2025年2月22日 08:00
冬の寒さも本格的になってきた2月。遠出したいけど仕事も忙しいし出かけたところで寒いし……ということで、今回は電車でのお出かけでお酒も飲みたい!と東急東横線沿いの祐天寺に行ってきました。
今や若者のメッカとなった中目黒からほど近く、オシャレなお店も多くあるけれど落ち着いた雰囲気でずっと気になっていた街です。
手作り麺のベトナム料理店でさっぱりランチ、夜のバータイムも楽しそう
まずはお昼過ぎに到着したのでランチを、と祐天寺の街をウロウロしていて見つけたのがベトナム料理店「Stand Bo bun」(スタンド ボ・ブン)。
サッパリしたものが食べたかったので、外観も素敵な薄いグリーンに惹かれ、こちらに入店しました。米粉の麺が手作りということで甘辛和え細米麺「ボブン」を注文。サッパリしているけど、揚げ春巻きが添えられているので食べ応えもあります。
ベトナム料理だと思っていたら、こちらはパリでよく食べられているお料理だとか。フランスとベトナムの植民地時代の関連で、料理がミックスされた歴史も興味深いですね。
プリップリの手作り麺に、身体に優しい味のスープが絡みます。野菜たっぷりで、カリカリのお豆と色んな食感が楽しめてお口のなかに花火が打ち上がったように色んな色があり楽しい。
甘辛味の牛肉で食べ応えもあり、化学調味料を使わない自然な味ながら旨味しっかり。カウンターにはお酒もズラリと並んでいて自然派のワインもいろいろと美味しそう! 今回はお昼の訪問だったのでお酒は控えましたが、次はお酒も楽しめそうです。
おツマミになりそうなメニューも多く、夜のバー利用にもよさそうです。
雑貨や古着、買い物も楽しめちゃう祐天寺
お腹が満たされたあとは雑貨屋「TDC祐天寺店」に入ってみました。洋服、バッグなどもありつつアクセサリ、小物類、入浴剤やディフューザーまで。
乙女心をくすぐるオシャレグッズから、おうちで使えそうな便利なものまで豊富な品揃えです。主婦になってから、より家事に力を入れているのでお皿やフードコンテナもチェックするようになりました。
今回は手荒れが気になっているので、なくなりかけていたハンドクリームを購入。
続いて、白いドアが印象的な古着店「HOLIDAY WORKS」へ。色ごとにバーに陳列されたカラフルなお洋服たち、白いドアに陽の光が差し込んでよけいにかわいく見えます。
こちらはレディース古着専門店だそうで、いつもユニセックスな古着屋さんで買い物する私としてはうれしいところ。素敵なシルクのブラウスを発見して早速試着。
体型に合っていたので迷わず購入しました。ユニセックスなお店だとスウェットやジャケットなどメンズライクなアイテムを買うことが多いのですが、レディース専門店だと女性らしいシルエットのものが買えてうれしいです。
カフェでサクッと休憩、ポカポカ陽気に包まれてケーキとコーヒータイム
ランチからのお買い物をして、たいした距離は歩いていないのですが少しカフェで休憩をしようかなと「SIDEWALK COFFEE YUTENJI」に入りました。広過ぎず、狭過ぎず、ちょうどいい広さの店内に美味しそうなパンやケーキがショーケースに並んでいます。
コーヒーもいろいろと種類があり、豆の購入も可能。私はこの日はアメリカーノを注文しました。そして大好きなキャロットケーキがあったので迷わず注文。そんなにお腹が空いてなかったのですが、キャロットケーキがあるお店はめずらしいので、ついつい注文してしまいます。
初めて食べたのロシアだったような。スパイスが効いたキャロットケーキは自分でもレシピ研究をしてみたいと思っています。ウッディな内装で日光がたくさん差し込むので、とてもリラックスできる雰囲気です。広いテーブルもあるのでお仕事をするのにもよさそうですが、休日ののんびりカフェタイムにもぴったりのお店です。
すごくしっとりしているキャロットケーキはクッキングペーパーに包まれていて、クリームと相性抜群。コーヒーもアメリカーノですが、しっかりコクと深みがあってちょうどいいお味で大満足でした。
メンズもレディースもある古着屋さんで運命の出会い、パートナーと買い物も楽しめそう
休憩して心も身体も栄養を摂り、フラフラ散策しているとまた良い感じの古着屋さんが。「archeologie」という古着屋さんで、メンズが多いですがレディースの取り扱いもあります。
身長167cmある私なので、ものによってはメンズの服もガンガン着るので結婚してからは夫婦で服を共有しております。
というわけで、メンズの服を買えばシェアできる!と大義名分を持って服を買うことができるわけです。そこで理想的なミリタリージャケットを見つけてしまい、長年欲しかった形で体型にしっかり合ったので即決。
ずっとこういうのが欲しかった!というものに出会えて幸せいっぱいの買い物になりました。
メンズもレディースもあるお店だと、パートナーと一緒に買い物ができたりするのもうれしいですよね。次回は夫も連れてこようと思います。
ずっと気になっていた古民家居酒屋で、まさにお一人様を満喫
クルマで移動しているときに信号待ちで気になっていた「古民家食堂ひとり〆」今回祐天寺に来ようと思ったのは、このお店がきっかけでした。
最初は夫も家での仕事が終わったら合流しなよと言っていたのですが時間がかかっているようで、私1人で楽しむことに。
夫婦でのお出かけもとても楽しいですが、久しぶりの独身時代の1人飲みような気持ちでまずは山椒サワーを注文。
1人でお酒を楽しんでいると同じカウンターに座っていたかわいい女の子が話しかけてくれました。彼女はたまにここでスタッフもしつつ、この日はお客さんとして飲みに来ているとのこと。そして「ここ2階もあるんですよ、とっても素敵なんでちょっとご覧になります?」と、2階まで案内してくれました。
2階までのこの階段がめちゃくちゃかっこいい。ワクワクする階段を上り2階はまた広々とした個室があり、ちょっとしたパーティや飲み会もここで貸切でできそう。
この日はオーナー不在でしたが、オーナーも私と同じく旅をするのが好きな方のようで、2階のトイレには旅先で見つけた素敵なアートも。そんなところに私も共通点を感じて、1階に降りるとなんだか昔アルゼンチンで滞在していた家のようなアートスペース横の空間が。アルゼンチンの家の作りは真ん中にパティオ(中庭)があるおうちがあるのですが、それを思い出しとても懐かしい気持ちになりました。
そして古民家食堂の隣はアートスペースとなっており、その名も「Gallery古民家食堂となり」定期的にいろんな展示が行なわれるそうです。
オシャレ過ぎる空間ですが、決して気取っている感じではなく、あくまでリラックスできる雰囲気なのは古民家のせいでしょうか。
1階に戻り、おつまみには「季節の果物と生ハムの白和え」「肉汁焼売と温野菜~自家製辣油と和バーニャ~」を注文しました。食事のメニューがいわゆる定番から少し手を加えたようなアイディアのあるメニューが多く、こういった外食ならではのメニューはとてもうれしいです。
これまたジューシーな焼売が美味しいこと美味しいこと。自家製の辣油もザクザクのニンニクが入っていて食感も楽しめます。お野菜は和風のバーニャカウダソースでとのことで、こちらも食べ応えしっかりあり。ヘルシーだけど、満足度も高く、お酒のおつまみにもなります。お腹にもちゃんとたまるので、とてもよいメニューをチョイスしたなぁと。
そしてカウンターでおしゃべりを楽しみ、また常連さんがやってきて気づいたらみんなでお話ししていて、一見さんにもとても親切にしてくれ心温まる時間となりました。最後は私1人じゃシメの麺を食べたかったけれども、食べきれなかったので、みんなでシェアすることに。坦々麺を食べたかったのですが、この日はもう品切れだったということで、お店の方がそれに近いメニューを作ってくださいました。
これはおそらくこの日だけの特別メニューになるかと思いますが、通常メニューにある火鍋のベースを使って作ってくださったそうです。お客さんの要望やニーズをちゃんと聞いてくれるのがすごくうれしいですね。
私はチェーン店も大好きですが、こういう個人経営で温かいおもてなしをしてくれるお店も大好きです。祐天寺は個人経営でおもしろそうなお店が多そうだなぁと思っていたので、本当に理想のお店に出会えました。お店の方も常連さんもとても優しく接してくれて、また近いうちに顔を出そうと思います。
こういうコミニケーションができるのもうれしいところです。中目黒や学芸大学、自由が丘と東急東横線は飲みに行ったり食べに行ったり、おもしろいスポットはたくさんありますが祐天寺もかなりおもしろかったです。また東横線沿いの駅も散策したいと思います。





























































