ボーカリスト琴音の音楽旅
初冬の沖縄! 雨でも楽しい飲んだくれ那覇女子旅
2017年12月23日 00:00
近年、友人の結婚報告が相次いでいます。末妹の結婚式が終わったと思いきや、中学の同級生が結婚して沖縄に移住するとの報告が。「家が広いから、いつでも遊びに来て!」との言葉どおり、本当に遊びに行ってきました。
寒さが厳しいなか成田空港へ向かい、ジェットスター・ジャパンの那覇行きに。LCCには初めて乗りましたが、思った以上に快適で本を読んでいたらあっという間に夜の那覇空港に到着しました。
友人と合流すべく、沖縄のモノレール「ゆいレール」に乗り美栄橋駅で下車。オイスターバー「Vegetable&Oyster unosuke」で友人と再会。夕食は軽くつまんだだけだったので、生牡蠣を4ピース注文してスプモーニをいただきました。ほかのお料理もとっても美味しそうでした!
そのあとは、すぐ近くのアメリカンダイナー「CASA FELIZ(カーサフェリス)」へ。友人はビール、私はラムの仲間というカシャーサというお酒にハラペーニョ(青唐辛子の一種)を漬け込んだもののソーダ割り「ハラペーニョソーダ」を注文しました。
乾杯し、名物のローストビーフ、フィッシュ&チップス、ピクルスなどを注文しました。古きよきアメリカをイメージした店内は、まるで西部劇の登場人物になったような気分です。友人とは中学校の同級生だったので昔話に花が咲きました。友人の旦那さまも合流し、楽しい時間はあっという間で、気付けば午前3時になっていました。このあたりでお開きにして、友人宅へ。
結局、帰ってからも友人は赤ワインを飲み続け、お互いお昼ごろに起床。かわいすぎるワンちゃんのお散歩がてら、スーパーへ立ち寄りました。東京ではなかなかお目にかからない食材や商品に驚き、お土産用に何点か購入し帰宅しました。
私の滞在中はずっと雨だったので、雨でも楽しめるプランを考えて国際通りへ向かいました。牧志公設市場を少し見学し、すぐそばの「花笠食堂」で食事に。私も友人もずばりな名前の「沖縄定食」を注文。店員さんが沖縄のおばあちゃんたちで、とても和みました。
花笠食堂をあとにし、友人は仕事へ。私はぶらっとお土産を買い、友人宅に1度荷物を置いたあと、美浜アメリカンビレッジに向かいました。
アメリカンビレッジは、クリスマスのイルミネーションに彩られていて本当に綺麗でした! 雨が降っているのも、何だか幻想的。「AMERICAN DEPOT」というお店で、Tシャツをまとめ買いしました。アメリカンテイストでお店自体もとてもかわいいです。
アメリカンビレッジはエリアが分かれていて、すごく広いので、ちゃんと回ろうと思うと1日では足りないくらいです。洋服、アクセサリーなどのお店から飲食店まで多種多様に揃っています。土地柄、外国人のお客さんも多く、英語が普通に耳に入ってきます。お買い物を楽しんで、タクシーで目当てのライブハウスに向かいます。
沖縄ナンバーワンという繁華街の松山にある「GOLD DISC」というオールディーズのライブハウスに行きました。お店の店員さんまで古きよきアメリカな髪型で徹底していて、バンドの演奏も懐かしのアメリカンナンバー中心でした。1950~60年代の曲が中心だそうです。私もほかのお客さんに誘われて、一緒に踊りました。お酒の力ってすごい。
そのあとは、仕事終わりの友人と合流し、遅い食事をしに三笠食堂へ。沖縄はいわゆる定食屋・食堂が多く、しかもすごくリーズナブル! 沖縄らしく、フーチャンプルー定食を注文しました。友人の旦那さまも合流し、食事を済ませてから、今度はお酒の飲めるお店に。
2人の住んでいるエリアは、那覇の繁華街からほど近いエリアだったので、近所にあるスナックのたくさん入っているビルに飛び込みました。しかし、この時点で深夜2時を過ぎ。飛び込んだスナックはもうクローズで、上の階のバーを紹介してくれました。
「Bar mia」というお店で、若いマスターがやっているR&Bの流れる素敵なお店です。カラオケも楽しみ、全員でテキーラショットもやりよい感じに酔っ払いました。そこから、友人の旦那さまは翌日仕事のためお帰りになり、マスターと友人とはしごして飲み直し、気が付いたら朝の8時になっていました。
「久しぶりにやっちまった!!」と思いましたが、とても楽しかったです。沖縄の現地の方々と飲めたのも、よい経験でした。沖縄の人はとても温かくて、親切。
というわけで2泊3日の旅の最終日も天気は雨で、昨夜というか朝まで夜の沖縄を楽しんだぶん、夕方まで友人宅でゆっくり過ごしました。そして、博多発の焼鳥屋「かわっこ」で夕食。まだ、沖縄にオープンしたばかりだそうです。場所はゆいレール美栄橋駅から徒歩5分ほどのところにあります。
自慢の鳥皮焼きは、塩はサクサク、たれはモチモチで本当に絶品! 朝まで飲んでいたのに、シークヮーサーサワーを注文。お酒が進みます。ほかの串メニューも本当に美味しかったです。友人と話が弾み、あっという間に飛行機の時間が迫ってきました。
ゆいレールで那覇空港まで行き、友人と涙・涙のお別れ。中学からの同級生というのは、ある意味家族のような不思議な感覚でした。多感な時期を一緒に過ごしたからか、久し振りに家に泊めてもらい寝食をともにしても自然に過ごせました。
彼女とは家庭環境が似ていたこともあり、いろいろな話を久しぶりにできて本当に楽しくてうれしかったです。過去に2回沖縄を訪れたことはありましたが、どちらも10代のころだったので、今回初めて夜の沖縄を遊べてよかったです。滞在中はずっと雨でしたが、とても楽しい旅行になりました。
快く宿泊させてくれた友人夫婦に感謝です。あらためて友人の大切さ、素晴らしさを実感しました。今年最後の記事になりましたが、ご愛読いただいた皆さま、ありがとうございました。来年も、皆さまに楽しんでいただける記事を書けるよう努めたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。