JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JALふるさとアンバサダーがご紹介! 鹿児島県大隅半島の5つの蔵元を巡るプレミアム焼酎探訪ツアー

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は鹿児島県JALふるさとアンバサダーの山本麻美さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、鹿児島で大隅半島の魅力発信に携わるJALふるさとアンバサダーの山本麻美さん。

――取り組みについて教えてください。

 今回はおおすみ観光未来会議が企画した鹿児島県大隅半島の魅力を伝えるツアーのご紹介です。

 鹿児島県は全国有数の本格焼酎の産地です。例えば森伊蔵酒造をはじめ大隅地区には個性豊かな蔵元が数多く集まっていますが今回のツアーは、大隅半島の南東部にある「大海酒造」「小鹿酒造」「神川酒造」「天星酒造」「若潮酒造」の5蔵を巡りながら、原料となる芋の収穫体験や仕込み体験、蔵人との交流まで楽しめる特別な2日間です。
※森伊蔵酒造についてはJAL機内誌「SKY WARD 7月号」でもご紹介していました。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 私は鹿児島に長く住んでいますが、アンバサダー着任前は大隅半島が遠く感じられ、なかなか訪れる機会がありませんでした。着任後、何度も訪れるうちにその奥深い魅力に触れました。特にうなぎやカンパチ、ブリ、黒豚などの絶品の食に夢中になっています。

 今回、ツアーの一部を先行体験し、大隅の豊かな風土や人の温かさを肌で感じました。大隅半島の魅力を多くの方に伝え、地域を盛り上げるため積極的に情報発信しています。

蔵元を訪れ、焼酎造りについて学びました(大海酒造さま)

 なお、今回のツアーの旅の起点は鹿児島中央駅および鹿児島空港です。航空機をご利用の場合、JAL便からスムーズに合流・解散いただけます。ツアーの行程にあわせやすい運航便は以下のとおりです。

往路便

羽田→鹿児島: JL641(06時25分発→08時05分着)
伊丹→鹿児島: JL2401(07時05分発→08時15分着)

復路便

鹿児島→羽田: JL652(19時10分発→20時50分着)
鹿児島→羽田: JL654(20時45分発→22時25分着)
鹿児島→伊丹: JL2414(19時10分発→20時30分着)

 旅の合間に小腹が空いたときは、鹿児島空港で販売中の地元食材を使ったおむすびやお弁当がお勧めです。旅のはじめやお帰りの機内でぜひご賞味ください。

鹿児島空港保安検査場後、SKY CAFE KAGOSHIMA(5番ゲート前、8番ゲート前)にて販売中。アンバサダーこだわりのラベルデザインにも注目。旅の思い出としてラベルもお持ち帰りいただけるとうれしい!

――ツアーの内容、お勧めポイントを教えてください。

 まずはツアーを企画されたおおすみ観光未来会議の金子さまにお話を伺いました。

「きっかけは2年前、鹿児島県酒造組合さまからのご相談でした。『焼酎トレイルのような取り組みができないか』というお話を受け、まずはモニターツアーを実施しました。その経験をベースに、今回は『一度は蔵元を訪れてみたい』『焼酎造りを深く知りたい』という知識欲旺盛な皆さまの期待に応えられるよう内容を磨き上げました。このツアーを通じて、大隅半島の持つ豊かな魅力やブランド価値を、より多くの方々へ広く発信していきたいと考えています」

 今回のツアーでは、体験プログラムが可能な5つの焼酎蔵を巡り、それぞれの蔵が独自に磨き上げた特別な経験ができます。そのなかから2つの蔵を見学し、ツアーの見どころをうかがってきました。

大海酒造(鹿屋市)

大海酒造(鹿屋市)

 ここでは「芋切体験」や「もろみ発酵ナイトツアー」といった、造り手の息遣いを感じられる魅力的なプログラムが用意されています。大隅地域は桜島の火山灰が降り積もったシラス台地により水はけがよく、良質なサツマイモの産地として知られています。

 ツアーでは、地元の契約農家の畑で焼酎の原料となるサツマイモの収穫を体験できるほか、蔵では手作業でのサツマイモの選別作業にも挑戦します。

ベルトコンベア上でサツマイモの選別作業を行なう。こちらで芋切体験ができる

 夕刻には、作業を終えて静寂に包まれた蔵のなかで、発酵中のもろみが息づく様子を見学できる貴重な時間も待っています。できたての焼酎の試飲とあわせ、ぜひ五感で焼酎造りの深みを味わってください。

もろみ発酵

天星酒造 菱田蒸留所(大崎町)

天星酒造 菱田蒸留所(大崎町)

 ここでは、焼酎造りで培った技術をいかし、さらなる高みを目指す挑戦に出会えます。2022年末からウイスキー製造に着手した同蒸留所では、試行錯誤と3年の熟成期間を経て、いよいよ2026年末に待望のジャパニーズウイスキーがリリースされる予定です。

ジャパニーズウイスキーは熟成に3年間必要です。樽を縦置きで保管するのも実はめずらしい

 焼酎とウイスキーを同一の施設・スタッフで手掛けることから生まれる相互の技術と知見。それらが融合した、大隅半島初となるモルトウイスキーの誕生は、地域から全国・世界へ向けた熱い挑戦の証とも言えます。

 ツアーではウイスキーの製造過程の見学に加え、樽で寝かせる前の透明な出来立てのウイスキー(ニューメイク)を試飲することもできます。

 新領域へと挑み続ける、造り手の情熱と探究心を、ぜひ現地で感じてください。

右は樽で寝かせる前の透明なニューメイクのウイスキー。樽で寝かせる前後で色がまったく違う

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 今回のツアーでは、焼酎造りが最も活気あふれる時期に蔵の様子を間近で見学できます。個人では一度に巡ることが難しい充実した行程を余すことなく網羅できるのは、このツアーだからこそです。

 ただ味わうだけでなく、大隅半島の風土や暮らしに息づく焼酎文化に直接触れる旅へ出かけてみませんか。