JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
国指定伝統的工芸品「上野焼（あがのやき）」の魅力をJALふるさとアンバサダーがご紹介！ 4月25日～27日で春の陶器まつりも開催
2025年4月23日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており（現在は「JALふるさとプロジェクト」）、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、九州支社で上野焼の魅力発信に携わるJALふるさとアンバサダーの吉田瑞穂さん。
――取り組みについて教えてください。
福岡・佐賀・山口エリアを担当しております、JALふるさとアンバサダーの吉田です。今回は福岡県田川郡福智町で開催される上野焼（あがのやき）のイベントについてご紹介させていただきます。
皆さま、「上野焼（あがのやき）」をご存じでしょうか？
上野焼は国指定伝統的工芸品に指定されている陶器です。茶陶をルーツに持つ上野焼はほかの陶器類と比較して、きわめて軽く、薄づくりであるという特徴があります。またほかに類を見ない、多くの種類の釉薬を使用し、器の表情・色彩美を作り出しています。
陶芸作りに欠かせないのが、「上質な土」と「美しい水」。上野焼が作られる福智町には標高901mの福智山が聳え立ち、山のふもとには清流が流れ、陶芸作りに大変恵まれた環境です。
そんな上野焼がお得に購入できる「春の陶器まつり」が4月25日～27日に開催されます。
イベント期間中はさまざまな催し物が開催されます。4月25日～26日の2日間限定で台湾茶の香りや味を上野焼の茶器で味わうことができる「上野焼×台湾茶イベント」（事前予約制・有料）が開催。最終日の27日には上野焼の器で楽しむことができる「上野焼deお茶会」（当日受付・有料）が開催されます。
昨年、私もこのお茶会に参加させていただきましたが、舌触りがまろやかで茶菓子に合わせて濃いめに立てられたお抹茶と菓子の甘みが相性抜群でした。
お茶会というと「お作法が……」と心配される方もいらっしゃいますが、どうぞご安心ください！ 椅子に座って召し上がりいただけるカジュアルスタイルですので、窯元巡りを終えられたらぜひ休憩がてらにお立ち寄りください。
また、イベント開催中はスタンプラリー＆窯元散策も開催されます。窯元を巡り、上野焼の購入印とあわせて4つすべてのスタンプをゲットしたお客さまは抽選会にぜひご参加ください。
景品として各窯元自慢の上野焼や、ふくち☆リッチジェラート、そしてなんと「JAL 福岡～東京往復航空券」も当たるといった豪華な抽選会となっております。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
地元福岡の国指定伝統的工芸品である「上野焼」のことをJALふるさとアンバサダーに着任して初めて知りました。
国指定伝統的工芸品というと普段使いには向いていないのでは、と初めは思っておりましたが、豊富な種類の釉薬を使用した色とりどりの器を「見て」楽しむことができ、そしてほかの陶器に比べて軽くて持ちやすいため、普段使いの食器として「使って」楽しむことができる。
そんな「見る」「使う」が両方楽しめる上野焼の魅力に今は魅了されております。
この春の陶器まつりではお得に上野焼を購入できますので、4月からの新生活の食卓を彩る一皿に皆さまが出会えることを願っております！
私も上野の里ふれあい交流会館に設置されるスタンプラリー大抽選会の会場に27日限定で参加いたします。
皆さまのお越しを福智町でまっと～よ～！
