JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
JALふるさとアンバサダーがパックご飯「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」をご紹介
2025年5月8日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、西日本支社で有機とうもろこしの商品化に携わるJALふるさとアンバサダーの日髙奈穂さん。
――取り組みについて教えてください。
こんにちは。JALふるさとアンバサダー西日本地区担当の日髙です。
地元奈良県、そして関西の魅力を発信し、ふるさとに恩返しがしたい!と思い、大阪に拠点を置き地域活性化のお手伝いを行なっております。
「JALふるさとプロジェクト商品」とは地域の魅力を発信するため、地元企業の方と地域活性化のために共同開発した商品のことで、「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」もJALふるさとプロジェクト商品の一つです。
奈良県宇陀市の推進する「オーガニックビレッジ宣言」を、また、宇陀市産の有機赤いとうもろこし「大和ルージュ」を多くの方に知っていただき、地域活性化のお手伝いがしたい!という想いで、類農園さまと共同開発を行ないました。2024年12月より販売を開始し、「まほろばごはん 旬の赤いとうもろこし 大和ルージュ」はJALショッピングでの販売も開始いたしました。
まほろばご飯は有機JASマークを取得しており、原材料は、奈良で生まれた品種・有機赤とうもろこし「大和ルージュ」(奈良県宇陀市)、有機米、有機黒米、有機白だしとすべて有機原料で製造しています。
容器はお茶碗のような形なのでそのまま食卓にお出しいただくことができます。
食文化発祥の地・奈良では、「赤い色には邪気を祓う力がある」とされ、健康と幸せを願い、赤い食材を好んで食べてきました。その伝統を現在に甦らせたいと思い、お正月や合格祈願など特別なシーンでも楽しめる商品となっています。大切な方へのプレゼントにもいかがでしょうか。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
工場視察から同行し、企画・パッケージデザイン・試食・収穫・販売促進・プロモーションなどに参画し、類農園さまと二人三脚で約1年かけて商品が形になりました。
開発までのストーリーを動画にまとめております。パッケージにある2次元バーコードを読み取っていただき、ぜひ御覧ください。
――今後の展開・展望について教えてください。
商品発表会や東京・新橋にあるアンテナショップ「ならまほろば館」での試食イベントを実施し、多くの方に知っていただく機会となりました。あべのハルカス近鉄本店や大阪・関西万博での販売も予定しております。
また、この共同開発を通じて、生産者から消費者まで有機農業に対する理解が幅広く進み、宇陀市内での有機農業を発展させる仕組みづくりと持続可能な農業の実現のお手伝いができればうれしいです。
今後も類農園さまや地元企業さまと連携し、有機農業の推進、商品の開発など、取り組んでいきたいと考えています。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
奈良県宇陀市には室生寺や龍穴神社など風情漂う観光スポットがあります。また、県内屈指の美人湯と言われる源泉をひいた露天風呂があったりと宇陀市を1日中満喫できる観光名所があります。ぜひ魅力いっぱいの宇陀市にお越しいただきお楽しみください。