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「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」丹羽さんのオススメ

ホテルインディゴ長崎グラバーストリート 総支配人の丹羽秀之さん

 19のホテルブランドを世界100か国以上で、6600軒以上展開するIHGホテルズ&リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで9ブランドを約52ホテル展開中だ(2024年12月時点)。今回は、ホテルインディゴ長崎グラバーストリート 総支配人の丹羽秀之氏にホテル周辺の魅力を聞いた。

施設名: ホテルインディゴ長崎グラバーストリート
所在地: 長崎県長崎市南山手町12-17

――ホテルインディゴ長崎グラバーストリートで働くようになったきっかけを教えてください。

 京都の嵐山にあるラグジュアリーホテルでホテルマネージャーを勤めていた際、社内の新規開業プロジェクトであった「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」の立ち上げに携わることになりました。そのときに長崎の持つ多様な文化、歴史の魅力に惹きつけられたことがきっかけです。ホテリエとして働くこと約20年、総支配人になることを1つの目標としていたので、当ホテルの初代総支配人に任命されたことを大変光栄に思います。

外観
スタンダードキング(本館)

――どんなホテルですか?

 世界に同じ街がふたつとないように、ふたつとして同じホテルがないのが、街の個性を照らし出すライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ」です。

 ホテルインディゴ長崎グラバーストリートは、異国情緒あふれる街、長崎市南山手にある1898年に竣工した歴史的建造物に新たな命を吹き込み、ホテルとして生まれ変わりました。長崎の和・華・蘭文化を踏襲したデザインやアートワークをホテルの随所に施しており、まるで時空を“さるく”(長崎弁でぶらぶら歩く)ような体験ができます。

――ホテルインディゴ長崎グラバーストリートならではの体験というと?

 ホテル周辺のおすすめスポットが詰まったネイバーフッドマップを片手に「坂の街」ともいわれる長崎市を“さるく”と、あらゆる個性が溶け合った景色に出会えます。

 ホテル館内もかつての商人達の社交場をイメージしたロビーエリアやステンドグラスが印象的な聖堂レストランなど、長崎の路地をモチーフ化しています。

ネイバーフッドマップ
ロビー
聖堂レストラン

――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。

 長崎といえばちゃんぽんで有名な街ですが、ちゃんぽんのメッカと呼ばれる「四海樓(しかいろう)」は、毎日行列が絶えないほど人気です。また、こちらのお店は皿うどんの発祥でもあり、当時の味にタイムスリップすることができますので、ぜひ召しあがってみてください。

――オススメのレストランメニューは?

 ステンドグラスが煌めく「レストラン カテドレクラ」のシグネチャーディナーコース「Blanche」がオススメです。ネイバーフッドの食材に、長崎のDNAである和・華・蘭文化、そしてシェフの遊び心やクリエイティブな“ひねり”を加えたディナーコースをご提供します。

レストラン カテドレクラ

――オススメのお土産は?

 長崎のお土産といえばカステラですが、カステラの老舗「福砂屋」が販売しているオランダケーキがオススメです。伝統の味のカステラと香り高い良質のココア、クルミ、レーズンが醸しだすまろやかな味わいが好評です。