トラベルグッズレビュー
これ1本でMicro USB/Lightningに対応する“2-in-1”USBケーブル
「cheero DANBOARD USB Cable with Lightning & Micro USB connector」
(2015/7/21 00:00)
最近は100円均一のお店でも簡単に手に入るようになったスマホ用の充電ケーブルだが、AndroidスマホなどのMicro USBケーブルはともかく、iPhoneやiPadで使われているLightningケーブルは、急な入手が難しかったり、純正品では長さが合わなかったり、ケーブルそのものの強度に不安があったりする。
「cheero DANBOARD USB Cable with Lightning & Micro USB connector」は、独自のファブリック素材でできたケーブルに、Micro USBとLightningプラグを両方装備したものだ。LightningプラグはMFi認証を取得しているので、iPhoneに装着して充電ができないといった心配もない。
とにかくケーブルがしっかりしているので、グチャっとカバンの中などに入れておいても絡みにくいのがうれしい。片側は一般のUSB端子で充電アダプタなどに接続する。端子には2つのインジケータを装備、通電中は赤く光り、機器の充電中には黄色く点灯するので、充電状態が一目で分かる。またデータ転送にも対応している。
なお、Micro USBとLightningは排他の関係にある。Lightningケーブルとして使う時は、Lightningアダプタのおしりの部分にMicro USB端子を装着する仕組みになっている。両方を同時に使えない点には注意したい。両端子を結んでいるケーブルは電気的にはつながっていないのだ。
最近は会社供給のAndroidスマホと私物のiPhoneなど、2台持ちの人もよく見かける。このケーブルが1本あれば、どちらがバッテリ切れを起こしてもなんとかなるというわけだ。ちなみにどうしても2台の充電が必要なら、Micro USBケーブルをもう1本用意して別途電源を供給すれば、MFi認証済みのLightningアダプタとしても使える。
さらに、このケーブルはバリエーションが多く、10cm、25cm、50cm、100cm、180cmと5種類の長さを揃えている。用途によって長さの異なるケーブルを選択できるのだ。旅行や出張で、ケーブルの届く範囲内にコンセントがないような場合に備えるなら長めの方が使いやすいだろうし、毎日ポケットの中に入れて携行し、緊急用に使ったり、移動中にモバイルバッテリをつないで急場をしのぐような場合は短いものを選ぶとよい。ファブリック素材は180cmのような長さでも絡まりにくいので使いやすい。
Lightningケーブルとして見ると、Apple純正品が1mのもので2200円なので、同じような価格で、ケーブルの素材の取り回しやすさ、Micro USB付きという付加価値が付くと考えると、ちょっとしたお買い得感もありそうだ。
製品名 | cheero DANBOARD USB Cable with Lightning & Micro USB connector |
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発売元 | ティ・アール・エイ株式会社 |
価格 | 2200円~2450円 |