週末駅弁
北千住駅「台湾排骨(ぱいくぅ)弁当」
台湾の人気牛肉麺店「三商巧福」が監修した味を特急スペーシアで楽しむ
2016年4月8日 11:00
弁当名 | 「台湾排骨(ぱいくぅ)弁当」 |
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価格 | 680円 |
販売駅 | 東武鉄道 浅草駅、北千住駅、スペーシア車内 |
購入場所 | 東武鉄道駅売店「ACCESS」北千住駅下り特急ホーム前 |
購入日 | 2016年4月6日 |
今回紹介する「台湾排骨(ぱいくぅ)弁当」は、東武鉄道と台湾鉄路管理局が友好鉄道協定締結の記念として登場させた駅弁。台湾で人気の牛肉麺チェーン「三商巧福」(さんしょうこうふく)が監修しています。三商巧福は日本国内にも進出しており、東京都港区の赤坂店は2014年11月に開店し、気軽な価格で本場の味が楽しめるということで話題になったお店です。
台湾排骨弁当は麺ではなく、ご飯との組み合わせですが、お弁当のフタを開けると目に飛び込んでくる排骨は、ご飯を存在を完全に隠すほど大きく存在感があります。また、野菜は油で炒めてはいますが色も鮮やか。上に乗せられた赤いクコの実もちょうどよいアクセントになっています。そのほかにゆで卵があり、有りあまるほどの肉の存在感を緑、赤、黄色のカラーで少し和らげ、見た目のバランスもうまく取れています。
排骨には切れ目が入っており、箸でひと切れをつまんでみます。面積だけでなく肉の厚みも十分なことがわかります。排骨の衣は思ったよりも薄く、しかもスパイスがきいて味もしっかり付いており、ボリューム感たっぷりでしっかり味のついたお肉をいただいてるという感じです。
一方の野菜炒めはあっさり味で、しっかり味のついた肉とのバランスも良好です。肉の下にはご飯が敷き詰められていますが、量は少なめ。白いご飯ですが、肉に付いた三商巧福秘伝の醤油たれがよい感じに染み込み、ご飯だけでもいただける感じです。
台湾排骨弁当は680円と丼物の駅弁にしては安価なため、全体的にはシンプルな作りですが、肉の厚さを含め、食べ終わった後の満足度が高いお弁当です。
なお、販売場所は浅草駅と北千住駅の特急ホームに近い駅売店「ACCESS」一部のとスペーシア号の車内販売となります。浅草駅や北千住駅の売店は改札内ですが、特急に乗らなくても購入は可能です。