週末駅弁
「秋の味覚 信州牛と松茸ごはん」
日本の秋を味わえる食材の王者による競演
(2015/9/18 14:24)
弁当名 | 「秋の味覚 信州牛と松茸ごはん」 |
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価格 | 1300円 |
販売駅 | JR東日本 小淵沢駅、茅野駅ほか |
購入場所 | 東京駅 駅弁屋 「祭」 |
購入日 | 2015年9月18日 |
台風のシーズンとなり、そろそろ秋が近くなってきました。秋を感じさせる駅弁が食べたいと思って、いつもの東京駅 駅弁屋 「祭」で見つけたのが「秋の味覚 信州牛と松茸ごはん」です。しかも、出来たて駅弁のコーナーに置いてあったので、迷うことなく購入しました。この駅弁を作っている丸政は、小淵沢駅や茅野駅で信州牛を使った駅弁や「甲州かつサンド」を販売している老舗です。そのため、中身への期待も膨らみます。また、掛け紙には鮮やかな紅葉がデザインされており、見た目も華やかです。箱は発泡スチロールながら、紅葉と銀杏があしらわれており、見ているだけでも秋を感じさせてくれる駅弁です。
中身は、松茸ご飯の上に信州牛の焼き肉と薄く切った松茸の煮物、錦糸玉子、銀杏、紅葉の形をしたニンジンの煮物、かぶの酢漬けと、まさに「食材の王者の競演」といった感じです。珍しい食材はないですが、豪華な内容と見た目の鮮やかさが素晴らしい駅弁です。
実際に食べてみると、期待した以上の美味さに驚きました。長年にわたり信州牛を扱っている駅弁屋だけあり、サシのほどよく入った脂の乗った柔らかい信州牛は、駅弁として食べた中ではトップクラスの美味さです。松茸は、香りに関してはあまり感じませんでしたが、味付けが絶品で贅沢な味わいです。松茸ご飯と錦糸玉子の相性もよく箸が止まりません。人によっては焼き肉の脂が重く感じてくるかも知れませんが、箸休めのかぶの酢漬けを食べると、口の中がリセットされてまた焼き肉を食べたくなります。しかも、食べたあとの満足感も満たしてくれます。量は一般的な駅弁と同じぐらいなので、過不足無くといったところです。季節限定の駅弁なので、シルバーウィークなど秋の行楽のお供にお勧めの駅弁です。