週末駅弁

新函館北斗駅「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当」

「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当」

 今回、新函館北斗駅で購入した「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当」は青森県八戸市にある老舗のお弁当屋、吉田屋が手がけた駅弁です。ちょっと贅沢な感じのするネーミングが印象的なお弁当の中身は「うにのトマトクリームソース」「うにのあんかけいくらのせ」「うにのすき焼き味玉子とじ」という3種のウニ料理で、これらを一度に楽しめてしまうのが最大の特徴です。

3種の異なるウニ料理が入ったお弁当です

 1つ目の「うにのトマトクリームソース」はしっかりとトマトの味が主張していてウニ感は若干控えめ。厚さ1cmくらいの厚焼き玉子、ポテトサラダとともに薄っすらと醤油風味に味付けされたご飯の上の乗っています。1つ目の料理はちょっぴり洋風のウニ料理です。

うにのトマトクリームソース

 2つ目は「うにのあんかけいくらのせ」です。こちらはウニ感が強いものでイクラの醤油漬けとの相性もよく主役のウニがしっかり主張している料理です。添えられた椎茸煮は甘め、野沢菜辛子漬は辛子の刺激は少なく食べやすいものです。

 3つ目の「うにのすき焼き味玉子とじ」は、とろっとした和風の玉子の味が強くウニ感は控えめ。2つ目、3つ目も1つ目と同じ醤油風味のご飯の上に乗っています。

うにのあんかけいくらのせ
うにのすき焼き味玉子とじ

 ウニを使った違った3タイプの料理の盛り合わせは、バラエティに富んだ味付けが大きな魅力です。それだけに北海道の駅弁によく見られる酢飯と組み合わせた海鮮系のお弁当とは少し趣が異なります。ちなみに、この「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当」は日本食糧新聞社主催の惣菜・おべんとうグランプリ2018の駅弁・空弁部門で金賞を受賞していて、今回購入した新函館北斗駅構内のBENTO CAFE 41°GARDEN でも人気No.1のお弁当だそうです(2022年6月現在)。

 このBENTO CAFE 41°GARDEN は南北海道をテーマにした駅弁のほかコーヒーやジュースからアルコールまでドリンクメニューも豊富でイートインスペースも充実していますので旅の中継地点としてここでお弁当を食べ、一息ついてから次の目的地に向かうのもよいかもしれません。

「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当」

価格: 1450円
販売駅: 新函館北斗駅
購入場所: BENTO CAFE 41°GARDEN (改札外)
購入日: 2022年6月10日