旅レポ

ベトナム航空で季節のよいハノイへ行ってきた

ベトナム航空でハノイ・ハロン湾に行ってきました

 こんにちは、フォトグラファーの深澤明です。今回、ベトナム航空が企画した、世界遺産を含む「ハノイ・ハロン湾」視察研修旅行に参加してきました。

ボーイング 787-9で成田からハノイへ

 成田空港からは、VN311便ハノイ行き10時00分発で出発しました。ベトナム航空のアライアンスはSKYTEAMなので、チェックインカウンターは第1ターミナルの北ウイングです。

 その前後にベトナム航空のホーチミンシティ行きやダナン行きもあり、チェックインカウンターはにぎわっていましたが、行き先ごとにカウンターを分けてくれているので、とてもスムーズにチェックインができます。

 窓側をリクエストして24A席がアサインされました。搭乗機はボーイング 787-9型機です。

成田空港第1ターミナル北ウイングがベトナム航空のチェンクインカウンター。行き先ごとにカウンターが分かれているのでとてもスムーズ
搭乗機はVN311便のハノイ行きのボーイング 787-9型機。25番搭乗口から搭乗開始。日本人よりもややベトナムの方が多い印象

 搭乗者は、ツアー客も含めて日本人は多いイメージでした。しかしながら、コロナ明けではあるものの便数がまだ完全には戻っていないこともあり、日本人のベトナムへの渡航者は微増といった感覚だそうです。

 成田空港のA滑走路(RWY34L)から離陸後、瀬戸内海や福岡の上空を通り、中国の上海上空を通過して一路ハノイへと向かうルートです。シートベルト着用サインが消灯するとドリンクサービスに合わせておつまみミックスが配布され、ホッと一息。ヘッドフォンも手渡されて映画を観ながらのんびりとした時間を過ごしました。

 そのあとに昼食として機内食サービスが開始されました。エコノミークラスのメインディッシュは「白身魚の唐揚げ 生姜ソース添え 炊き込みご飯」と「ローストチキンのソース添え コーンライス」の2種類からチョイス可能。写真入りのメニューで見せてもらいました。白身魚の唐揚げ 生姜ソース添えをチョイス。ご飯に合う味付けでとても美味しくいただきました。

 そのあとはホットコーヒーをもらい食後のリラックスタイム。5時間22分のフライトで、ハノイの都市部から北におよそ45kmに位置しているハノイ・ノイバイ国際空港のRWY11Lに着陸、現地時間の13時35分に到着しました。到着出口外で大阪・関西からの参加者と、現地ガイド役のAIC TRAVELのタイさんとお会いしました。タイさんは日本でもかつて仕事をされていた経験があり、日本語が堪能です。

成田発ハノイ行きのボーイング 787-9型機はビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス。こちらはプレミアムエコノミーのシート
エコノミークラスは3-3-3の9アブレスト。やや厚みのあるフカフカなシートで座り心地がとてもよい
成田からハノイまでおよそ5時間20分ほどのフライト予定
機内サービスの最初はおつまみミックスの配布で、その後ドリンクサービスへ
ヘッドフォンも手渡しされる。耳当て部分のスポンジは新しいものを自分で装着する
エコノミークラス機内食のメインディッシュは写真からチョイスできるのでとても親切
ヘルシーかつそれなりのボリュームがあり、昼食としての満足度は高い
メインは「白身魚の唐揚げ 生姜ソース添え 炊き込み ご飯」をチョイスした
いよいよハノイへと近づいてきた。ベトナムでも北部なのでフライト時間も短め
ボーイング 787-9型機のキャビン内の様子。映画を見たりゲームをしたり、個人用モニタでフライトを楽しむ
ハノイ・ノイバイ国際空港の到着。沖どめスポットだったので降機すると搭乗機を見上げることができた。ターミナルへはバスにて移動
預け手荷物の返却レーンの雰囲気はこんな感じ
入国審査では特に質問されることもなくすんなり入国
ベトナム航空は名古屋と成田、関西からほぼ同じような時刻に到着する便がある
ハノイ・ノイバイ国際空港のターミナル2の拡張工事が始まっていた
今回のツアーのガイドであるタイさん。AIC TRAVELに所属していて日本語も堪能。明るいキャラクターで参加者を楽しませてくれる

五つ星高級ホテル「グランド メルキュール ハノイ」に宿泊

 まずはホテルへチェックインしました。ハノイ市街にある五つ星高級ホテル「グランド メルキュール ハノイ」です。

 総客室数181室で、2020年にオープンした新しいホテルです。提供された部屋はエグゼクティブ キングルームでした。客室サイズは32m2でキングベットが1台です。しばし休憩してからハノイの市内観光へ出発です。

ハノイ市街の新しい五つ星高級ホテル「グランド メルキュール ハノイ」へ宿泊
1階フロントまわりもゴージャスな作り
客室サイズは32m2でキングベットが1台のエグゼクティブ キングルーム。ゆったりとした滞在を満喫した

2階建てシティバスツアーで夕暮れのハノイ市街を散策

 オペラハウス前の8月革命広場から2階建てのシティバスツアーに乗りました。ハノイ市街の名所を巡る観光バスです。

 2階部分はオープンデッキになっており、視界抜群です。夕暮れ時ということもあり、仕事帰りのバイクや車で道路は活気にあふれています。ハノイの街の勢いが感じられます。

 乗車するとヘッドフォンが手渡され、音声ガイドを受けることができます。もちろん日本語もバッチリ対応しています。音声ガイドは日本語のほかにベトナム語、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、インドネシア語、マレー語、ロシア語に対応していました。

 ハノイフラッグタワー(国旗掲揚場)やベトナム軍事博物館エリアを通ったり、ホーチミン廟は広々とした景観で感動的です。西湖やチュックバック湖、クアンタン寺(鎮武観)エリアも通りますが、すでに日が暮れておりあまりハッキリ確認できませんでした。昼間の明るい時間もよいかもしれません。街路樹には要注意です。容赦なく木の枝が頭を掠めてゆきます。まさにアトラクションそのものでした。

 とても印象的だったのは、100年以上の歴史を持つ「ハノイ大教会」です。ハノイで最大規模のカトリック教会で、背の高い両サイドの尖塔は同じベトナムのホーチミンにある聖母マリア教会と同じ建築技法です。内部は荘厳な雰囲気でステンドグラスも美しいそうですが、今回の旅では訪れる時間がなかったので、次回ハノイへ訪問した際にはぜひとも行ってみたいスポットです。再びオペラハウス前のバス停に戻ってきました。所要時間は90分ほどでした。

2階建てのシティバスツアーでハノイ市街散策へ。オープンデッキは風が気持ちよさそう
オペラハウス前の8月革命広場からシティーバスツアー開始
夕暮れ時で仕事帰りのバイクでにぎわう
イヤフォンが配布され音声ガイドを受けることができる。日本語にも対応
オープンデッキで開放感がある一方、路地では街路樹に要注意。アトラクション化している
ハノイフラッグタワー(国旗掲揚場)ではベトナムの国旗がはためいていた
観光スポットだけでなく、人々の暮らしぶりも垣間見える
ベトナム建国の祖、ホー・チ・ミン氏のお墓があるホーチミン廟はハノイでは欠かせない観光スポット
ハノイで最大規模のカトリック教会で、100年以上の歴史を持つ「ハノイ大教会」

清潔感のあるおしゃれなレストラン「NGON garden」にて夕食を

 19時近くになりお腹も空いてきました。初日の夕食会場はハノイでも新しいレストランである「NGON garden」です。広々として清潔感のあるおしゃれなレストランといった雰囲気でした。個室の1室にてベトナム料理を堪能しました。ベトナム料理は野菜を豊富に使用していることもあり、とても健康的です。香草が苦手な日本人の方も多いですが、そこに配慮してくれた料理も提供してくれました。お腹もいっぱいになり、ホテルの部屋に戻りました。心地よい眠りに落ち、ツアー初日が終わりました。

店内は地元の方や出張と思われるビジネスパーソンでにぎわっていたおしゃれなレストラン「NGON garden」
本場のベトナム料理を堪能。美味しく楽しい宴でした
深澤 明