旅レポ

4泊6日のニューカレドニア旅、離島イルデパンの3大ビーチには素朴でホスピタリティの高いホテルあり!

ゴージャス感はないものの必要なものはちゃんと揃う3つ星ホテルのバンガローの室内

 4泊6日で訪れたニューカレドニア観光局主催のプレスツアー。離島イルデパンでは、宿泊した「ル・メリディアン・イルデパン」以外の2つのホテルを視察することができました。どちらのホテルも島で人気のビーチに近く、ヤシの木などの樹木に囲まれたナチュラルなバンガロースタイルが基本。本稿ではこの2つのホテルと島内の観光スポットをご紹介します。

イルデパンのホテルはヤシの木に囲まれたバンガロータイプがスタンダード

島にあるリゾートホテル、それぞれが美しいビーチのそばにあり!

 イルデパンには、島を代表する3つのビーチにそれぞれ建つ星付きのホテルがあります。まずは5つ星ホテルの「ル・メリディアン・イルデパン」、4つ星ホテルの「ウレ・ロッジ」、そして3つ星の「ホテル・クブニー」です。

 そして、それらのホテルはどこもイルデパンで有名なビーチの近くにあるのが特徴。例えば「ル・メリディアン・イルデパン」はピッシンヌ・ナチュレルがあるオロ湾に、「ウレ・ロッジ」はシュノーケリングスポットとして人気のカヌメラ湾に、「ホテル・クブニー」はイルデパンで最も美しいと言われるクトビーチ沿いにあります。

 ほかにも、島の北西部にある「ホテル・コジュー」や、何軒かのゲストハウス(いわゆる民宿)、キャンプ場も数か所あるようです。

きめ細やかな白砂が広がるクトビーチのサンセット

飽きるまで熱帯魚と一緒に泳ぎたい人はカヌメラ湾の「ウレ・ロッジ」

雨天の日だったので青空が出ていないのが残念! 晴れていれば写真より150%増しで美しいだろうと想像しながら見てください

 ではイルデパン南西部、カヌメラ湾沿いにある4つ星ホテル「ウレ・ロッジ」からご紹介しましょう。リゾート内にはビーチバンガローやトロピカルバンガロー、エキゾチックバンガローなど、全30棟のバンガローがほどよい間隔で点在しています。一番人気のビーチバンガローは3棟のみ。海が見えるテラスから眺める夕やけは格別のはず!

籐の椅子などナチュラルな南国風がいい感じ
バスタブとは別にシャワーブースもあり

 滞在中はカヤックやシュノーケリング、卓球などが無料で楽しめるほか、有料ですが自転車やスクーターのレンタルサービスもあるそうです。フロントではタクシー手配や体験ダイビング、ウピ湾のピローグクルーズツアー、ピッシンヌナチュレルへの移動などの手配にも対応してくれます。

とっても静かなビーチ。雨でも海の青さが分かる!

 バンガローが点在するガーデンはよく手入れされていて、フロントやレストランのスタッフも気さくな感じで好印象でした。目の前のカヌメラ湾は絶好のシュノーケリングスポットになっていて、特に岩場や小島の周辺には熱帯魚がたくさんいるみたいですよ。

無料で貸し出ししているカヌー
屋外プール
レストランから見たプールの眺め

 レストランは2つあって、プールの奥にあるカヌメラレストランではビュッフェスタイルの朝食を、ビーチが目の前のバンヤンレストランではランチを提供。ディナーはカヌメラレストランで先住民族カナックの郷土料理とフレンチをミックスしたグルメが堪能できるそう。今回はランチをいただいたのですが、思っていた以上にクオリティの高いお料理でびっくりでした。

前菜のエビのタルタルはグレープフルーツなどの柑橘類とともに
メインはうずらの丸焼きに野菜を添えてボリュームたっぷり
デザートはクレームブリュレ。添えられているのはニアウリの葉
レセプションも南国風です

白砂のクトビーチを見ながらレストランのテラス席で朝食を食べたい! ホテル・クブニー

右側にルーム棟、左にファミリータイプのバンガローが並ぶホテル・クブニー

 続いて、世界で最も美しいビーチのひとつといわれるクトビーチに道を挟んで面している「ホテル・クブニー」です。実は、前述したウレ・ロッジのあるカヌメラ湾とは徒歩5分の距離。ホテル名のクブニー(Kou-Bugny)とはローカルの言葉で「ブニーの木の下」という意味。古来からこの地に根を張って世紀を生き延びたブニーの木の木陰に佇むホテル、なのだそう。そのブニーの木をはじめ、さまざまな植物や花に囲まれた敷地内は、まるで童話やファンタジーの世界のような雰囲気でした。

先住民族カナックの文化を感じる木彫りの彫刻があちこちに
ドアに彫られているのはニューカレドニアに生息するノーチラス
ダブルベッドとシングルベッドの両方を備える3名用のコンフォートバンガローの室内

 ホテル・クブニーの客室は、メラネシアの伝統的家屋カーズを模した一棟建てのバンガロータイプと、ルーム棟と呼ばれる2階建てのホテルタイプの2種類があります。バンガローには2タイプあって、ひとつはダブルベッドとシングルベッドの両方を備えるコンフォートバンガロー(最大大人3名+12歳以下の子供1名)。もうひとつはメゾネット仕様で最大6名での滞在ができるファミリータイプ。どちらもこじんまりとした屋外テラスのスペースがあります。

こちらがファミリータイプのバンガロー。コンフォートバンガローともに6棟ずつあります
1階にダブルベッドがあるファミリータイプバンガロー
同じく1階にバスタブ付きのバスルーム
伝統的家屋のカーズ仕様なので天井が高い!
ファミリータイプバンガローはメゾネットになっていて2階にシングルベッドが4つ

 ルーム棟は1階がバスルーム横に小さな中庭があるトロピカルルーム、2階が開閉式の天窓付きのデラックスルームとなっています。

ルーム棟2階は天窓付きの明るいデラックスルーム
レセプション、ロビー

 そんなホテル・クブニーで「お、いいな!」と思ったのはトヨタのカッコいいSUV(ライズ)がレンタカーで用意されているところ。公共交通機関がない島なので、自分たちのペースでイルデパンをのんびり巡ってみたい人にはお勧めです。レンタカー料金を聞いたところ7950CFP(約1万335円、1CFP=約1.3円換算)とのことでした。

レンタカーとして用意されているトヨタのライズ
曇り空で残念ですが(泣)、これが世界で最も美しいビーチのひとつといわれるクトビーチ
ビーチサイドにあるホテル・クブニーのレストラン。朝食やランチ、ディナーはこちらで
テラス席も。ここで朝食を食べてみたい~!
バーもあるので南国っぽいカクテルも

クルマで島内一周観光してきました

島巡りで出会った風景。左上はニューカレドニア原産のニアウリの木の葉っぱ。ユーカリに似た清涼感は喉などに良いとされリラックス効果も

 宮古島と同じくらいの大きさのイルデパンには1周約40kmの舗装された道路があります。島の人口は約2500人。日本人は数名で、そのうちおひとりはイルデパンの学校で日本語を教えている先生なのだそう。島は電気は整備されていますが、水は雨水を利用しているのでどこのお家にも雨水タンクがあるそうです。一番高い山は「エンガ山」という山で標高260mほど。そういえば映画「天国にいちばん近い島」で原田知世さん演じる主人公の万里は、深谷さん(峰岸徹さん)と島の子供と一緒に山に登っていましたね。

島の道路
島の北部にあった無人のカフェ(と書いてあった)
フツーに買ったら高価なサンダルウッド(香木)が無造作にカゴに入って売られていたり、インテリアになりそうなステキな貝殻が置かれていたり
ガイドさんが電話したらすっとんで来たカフェ店主
カヌメラ湾。どうしても木彫りの彫刻に惹かれてしまう
南部にある島で一番大きなバオ村に来ました
バオ村にあるかわいらしい教会は映画「天国にいちばん近い島」のロケ地です
島で唯一のATMがある銀行があれよ!とドライバー兼ガイドさん
道端に牛がいると、あぁ人が住んでいるエリアなんだなと思う、そんな島
バオ村にあるサン・モーリス記念碑。キリスト像のまわりを囲んでいるトーテムポールのような木彫りの像はメラネシア民族の魔除けの像なのだとか
イルデパンのムエ空港
お土産が買えるショップが一軒
帰りの便は新しい機材なのかテーブル止めがゴムバンドではなかったです

 ということで、今回2泊したイルデパンは私にとって「またいつか絶対に行きたい!」と思う、地球上でトップ10に入る大好きな場所になりました。首都ヌメアから国内線で30分ほどなので日帰りも可能ですが、素朴な島の魅力と美しい風景を存分に味わうなら宿泊を強くオススメします!

最終回の次稿は最終日に行ったヌメアのマルシェや街のショップ、ホテルの極上スパなどをご紹介します
ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。