旅レポ
富士芝桜まつり、富士急ハイランドをハシゴして初夏の絶景&絶叫を先取り! トーマスルームに新客室も
2022年4月23日 07:00
富士山を背景に約50万株の芝桜が咲き誇る絶景が楽しめる「富士芝桜まつり」が今年も4月16日から開催しています。富士急行主催のツアーに参加して、富士芝桜まつりをはじめ、ハイランドリゾートホテル&スパのトーマスルーム新客室や、富士急ハイランドの「FUJIYAMAタワー」などを見てきました。写真盛りだくさんで一気にご紹介します!
春の風物詩「富士芝桜まつり」見頃はこれから! 「幸せの黄色い扉」などのフォトスポットで映え写真を狙ってみて
2022年で15年目を迎えるという「富士芝桜まつり」ですが、私は今回初訪問でした。美しい池もある広い敷地に、ピンクや薄紫色のさまざまな芝桜のじゅうたんが広がっていて本当に気持ちのよい場所!ときおり雲の隙間から見える富士山は残雪が残る美しい姿でした。
ところで会場の富士本栖湖リゾートは本栖湖半ではなく、本栖湖から約3~4kmの場所になりますのでクルマで行かれる方はご注意を。5月29日までの期間中はバスタ新宿から会場直通の高速バス(所要時間約2時間25分)も運行しています。電車利用の場合は富士急行線「河口湖」からライナーバス(約40分)が便利。このライナーバスに乗車するとオリジナルポストカードがもらえます。
今年の富士芝桜まつりのテーマは“こころに、ピンクのしあわせ”。私が行った4月20日の時点で開花状況は3~4分咲きでした。お天気がよいと一気に開花が進むようですが、見頃は例年5月上旬~中旬とのこと。ゴールデンウィークのお出かけに計画してみてはいかがでしょうか。
ピーターラビットと富士山の共演「ピーターラビット イングリッシュガーデン」開業
さて、今年の富士芝桜まつりには大きなトピックがあります。それが「ピーターラビット イングリッシュガーデン」の開業です。イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターによるピーターラビットの物語はご存じですよね。その「ピーターラビットのおはなし」の出版から120周年を迎える2022年、富士芝桜まつり同会場に新たに英国式庭園が誕生しました。来場していたガーデンデザイン監修のマーク・チャップマン氏によると、このピーターラビット イングリッシュガーデンには約300種類の草木や花々が植えられており、春から初秋にかけていろいろな植物が鑑賞できるそう。
さらにマーク・チャップマン氏は「イギリスにあるピーターラビットガーデンと同じように、ここでもハーブやフルーツなどの植物を見ることができるよう配置して植え込みました。ピーターなどのキャラクター達がいくつか見られると思いますが、庭がよくなっていくにつれてさらに増えていきますので、これからの庭に期待してください」とのことでした。ガーデンは植え付けをしたばかりでまだまだこれからという状態でしたが、季節を変えて訪れて成長の様子を見守るのもよいですね。
会場には、ピーターラビットの作品に登場するアイテムをモチーフにしたメニューや、英国にちなんだメニューが楽しめるカフェも。隣接の建物にはオジリナルグッズを取り扱うショップや絵本の世界に入り込んだかのような体験ができるギャラリーコーナーもあります。富士山麓でピーターラビットの世界観にどっぷり浸ってみては?
富士芝桜まつり・ピーターラビット イングリッシュガーデン会場の富士本栖湖リゾートへは、新宿、横浜、町田などから直行バスが運行中です。入園券付きの日帰りバスツアーなので、現地到着後もスムーズに入園が可能。乗車するとピーターラビットのオリジナルノベルティがもらえますよ! また「ピーターラビット イングリッシュガーデン」開業を記念してキャラクター達を飾り付けたラッピングバスも4月23日より運行スタートとのことです。
ハイランドリゾート ホテル&スパに新しい「トーマスルーム」が2室登場!
続いては、富士急ハイランドのオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」に新たにオープンした2室のトーマスルームをご紹介! 「きかんしゃトーマス」の世界観を見事に再現した新客室を見てきました。
3月にオープンした2客室で、ハイランドリゾート ホテル&スパのトーマスルームは合計10ルーム。実際に見てみると細かいところまで凝っていて本当によくできている!という印象。トーマス大好きっ子にはたまらないお部屋ですね。まずは9階にできた「トーマスとレスキューチームのお部屋」から。レスキューセンターをイメージした“赤”が基調の元気いっぱいになれそうなお部屋でした。
次は2階にある「ゴードンの特別客車のお部屋」です。こちらは青を基調とした空間で、レスキューチームの部屋よりは少し落ち着いた雰囲気。人気キャラクター「ゴードン」が引く特別な客車でソドー島を巡る一日をコンセプトにした客室なのだそう。ゴードンは力持ちで、いばっているけどいざというときに頼りになるキャラクターだそうです。
トーマスルームが満室で予約が取れなかった場合、トーマスアメニティグッズ付きのスペシャル宿泊プランも用意されています。これには富士急フリーパス1日券も付いてくるとのこと。なおキャラクタールームの予約方法はオンライン予約のみとなっています。
富士急グループのSDGsの取り組み
この日は富士急グループのSDGsの取り組みを紹介するコーナーが設けられていて取材することができました。同社では富士山エリアを「リゾートシティとする、持続可能な地域社会を実現する」ことを目指しています。その取り組みの一例をご紹介しましょう。
FUJIYAMAスカイデッキにチューブ型スライダー「FUJIYAMAスライダー」がこの夏登場!
続いていよいよ富士急ハイランドへ。地上55mの絶景展望台「FUJIYAMAタワー」に上ってきました。2021年7月に誕生したこのFUJIYAMAタワーは、絶叫アトラクション「FUJIYAMA」に乗った人だけが見られるとっておきの絶景を、もっと多くの人に楽しんでもらいたいということでできた展望台です。展望フロア「FUJIYAMAスカイデッキ」へは、シーズナリティ料金が設定されています。
FUJIYAMAスカイデッキに立つと何も遮るものなく富士山がど~ん! そして約5分に一度、目の前を絶叫コースターFUJIYAMAが通り過ぎていきます。これがなかなかすごい光景!
実はこのFUJIYAMAタワーに、この夏新たなアクティビティが登場します。それが展望デッキから一気に滑り降りるチューブ型の「FUJIYAMAスライダー」。なんでも専用の服を着て、展望フロアから下まで約55mを一気に滑り降りるチューブ型スライダーとのこと。絶叫必至は言うまでもありませんね!
FUJIYAMAスライダーの建設に伴って、FUJIYAMAとFUJIYAMAタワーは5月16日から7月中旬まで運休とのこと。運休期間は変更になる場合があるので、お出かけの際は公式サイトでご確認を。
「カチカチ山絶景ブランコ」で富士山が目の前の大パノラマを満喫
最後は「河口湖 富士山パノラマロープウェイ」で上がった絶好ビュースポットに、2021年11月にお目見えした「カチカチ山絶景ブランコ」をご紹介しましょう。
富士山パノラマロープウェイの山頂展望広場に設置されたこの大ブランコは高さ約3.5m。音楽に乗って漕ぎ出せば、遮るもののない富士山の大パノラマを堪能することができます。定員は2名で各席1名掛け。1回500円(1名あたり)で体験できます。山頂展望台売店「たぬき茶屋」で利用整理券を受け取っていざ!
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