旅レポ

福岡発フィンエアーで行く北欧3都市街歩き。RPG気分な鉄器時代の民族祭に遭遇

ヘルシンキで鉄器時代の民族祭に遭遇しました

 フィンエアーと福岡空港利活用推進協議会が主催し、筆者の住む福岡から「一番近いヨーロッパ便」である福岡空港~ヘルシンキ・ヴァンター国際空港線を利用するメディアツアー。今回が最終回です。

 前日、タリンからヘルシンキに移動し「Ravintola Kamome」で夕食をとり、少しだけ夜のヘルシンキを歩きました。明けて最終日、夕方には日本へ帰国する便に乗るため、朝から行動開始です。ヘルシンキの港にあるマーケット、そして岩盤をくり抜いて作られた教会、オシャレ中心地であるエスプラナーディ通りなど、コンパクトに移動するプランです。街全体がロシア建築の影響を受けている風景も注目ポイント。

出発前にホテル併設の「ノルディス」でショッピング

ツアー最後の宿泊先となった「Original Sokos Hotel Presidentti」。2017年に大規模なリノベーションが行なわれ、フロアごとにコンセプトが違うのが特徴
3階にある朝食ビュッフェ会場。日本人スタッフも働いており、初めての北欧旅行にはオススメできるホテルだった

 初日はホテル泊、2日目はクルーズ船泊、そして最終日前日は再びホテル泊と、ストックホルム~タリン~ヘルシンキをトライアングルで結ぶコンパクトかつ濃厚な3泊5日の旅となりました。最終日にヘルシンキがチョイスされたことで、日本へ帰る夕方の便まで、市内をたっぷり街歩きできました。

 この日は、前日の夜中から雨が降り、空がどんよりしていましたが、それもまた北欧の風景っぽく感じられます。朝食ビュッフェでは、フィンランドの伝統料理であるカレリアパイを皿に取り、雨に濡れる外をボーッと眺めながら「もう今日でツアーも終わりかあ」なんて思いながらコーヒーを流し込みました。

 そういえばフィンランド、世界で最も一人あたりのコーヒーを飲む量が多い国なんだとか。ストックホルムもそうでしたが、街角のあらゆる場所にカフェがあり、みなテラスでおしゃべりをしている風景をよく見ました。ヘルシンキのローカルカフェ巡りなんてのもおもしろそうですね。

 荷造りを終えチェックアウトし、ツアーバスに向かうと出発まで少し時間があるとのこと。早朝でしたが、ホテル1階にある土産店「ノルディス」が開店しているとのことで、ちょっと覗いてみることにしました。荷造りしたあとでしたので、かさ張らないムーミンのイラスト入り(種類が豊富!)の吸水スポンジタオルやマリメッコ柄のペーパータオルを購入し、手持ちのショルダーバッグに詰め込みました。

ホテルの1階に併設されている土産店「ノルディス」。マリメッコの最新アイテムからフィンランド伝統の木製器「ククサ」を購入することができる。70ユーロ(約9450円、1ユーロ=135円換算)以上の買い物でムーミンバッグがサービスされる

オールドマーケットに到着~ヘルシンキ大聖堂

オールドマーケットホール。館内には惣菜売り場やカフェなどが数多く入店している

 ツアーバスがエテラ港に到着。ヘルシンキ中央駅や宿泊したホテルからもほど近く、歩いてでも街並みを楽しみながらたどり着ける距離でした。この港からは、ヘルシンキ観光としてはメジャーなスオメンリンナ島へ渡るフェリーに乗ることもできます。この辺りはいわゆる「マーケット広場」と呼ばれ、屋外マーケットには、フルーツや野菜、ランチができる屋台などの青空市場があります。さらに「オールドマーケットホール」と呼ばれる赤レンガの建物のなかに、生鮮食品や惣菜、カフェなど20店舗以上が入店している屋内マーケットもあり、それぞれのお店では、朝から仕込みや陳列など忙しそうに動く店員さんの姿がありました。

 オールドマーケットホールのなかを突っ切って、反対側に出てくると屋外マーケットがありますが、一旦スルーして、市庁舎側に。そのまま北に進むと「ヘルシンキ大聖堂」が見えてきました。元老院広場から、石畳を登った丘の上に建つ白亜の大聖堂は、街全体を見守っているかのようです。堂内は写真撮影がオーケー(動画はダメです)で、一つ一つの物音に荘厳なエコーがかかります。

 このエリアは、港や屋外マーケット、ブランドショップが立ち並ぶ公園通り、ヘルシンキ中央駅にデパートと、観光スポットが集中していますので、宿泊拠点をこの辺りにすると短時間でたくさんの箇所を観光できると思います。

朝早かったせいか、人影もまばら。しかし店内では準備に追われるスタッフの姿が多くあった
サーモンなど、ノルディックな魚の惣菜店。半身が大きい
缶詰の種類は「熊」「イノシシ」「トナカイ」。フィンランド北部のラップランド地方に多く生息しているとのこと
ナッツ類や乾物のお店は量り売り
オールドマーケットホールを出て、北に向かうと白い大聖堂が見えてくる
ヘルシンキ大聖堂に到着。元老院広場の階段を登ると、一気に街全体を見渡せる風景が広がる
天井の高さとシンプルな意匠が特徴の堂内
パイプオルガンが鳴るとどんな響きなのだろうと想像するのが楽しい
シャンデリアの照明も控えめで落ち着いた雰囲気
元老院広場はマラソン大会のスタートポイントに設定されていたらしく、テントなどの設営が進んでいた

岩盤をくり抜いて作られたテンペリアウキオ教会

テンペリアウキオ教会は、一見して教会と判別するのは難しいかもしれないが、なかに入ってみると……
紛うことなき教会のソレでした

 ヘルシンキ大聖堂の見学を終え、元老院広場にはツアーバスが待っていました。そこからヘルシンキ中央駅の反対側、北西方面にバスは向かいます。マンションが立ち並ぶエリアの中心に、なにやら岩山の地肌がそのまま見えている丘のような風景が広がっています。なんとここがテンペリアウキオ教会。テンペリ(Temppeli)は「寺」、アウキオ(aukion)は「広場」という意味なんですが、最初からここに教会を作ろうと、周辺のアパートなども含めた街並が整備されたのだとか。

 1930年代より、この地に教会を建設する計画がありましたが、第二次世界大戦で中断。1961年に行なわれたデザインコンペにてスオマライネン兄弟の案が採用され、1969年に完成しました。なかに入ると、円形の空間が広がっており、その壁は掘削した岩盤そのまま。地形をそのまま利用しているので、地面をくり抜いたような空間になっています。固い岩盤ですので、切削にはダイナマイトが使われたようです。壁の断面にはいくつもダイナマイトを差し込んだ筋状の痕跡が確認できました。

 天井は、壁面の上端から何枚ものコンクリートの板が中心部に向かい、その間のガラスから自然光が入ってきます。屋根は巨大な円形の銅板でフタをされているような状態で、宇宙船のなかにいるような感覚になります。上から自然光が射す形状になっているので、季節や天気、時間帯によってさまざまな表情を楽しむことができると思います。ちなみに入場料は大人が3ユーロ(約405円、1ユーロ=135円換算、17歳以下は無料)です。

祭壇は掘削されたのではなく、自然に岩肌が出ていた箇所だったところ
縦に走っている筋状の白い線が、ダイナマイトを差し込んだ穴の跡
アリーナ席のほかに2階席もある
2階席から全体を見下ろしたところ。パイプオルガンも確認できる

セウラサーリで鉄器時代以前の生活を再現した年一回のお祭りに遭遇

セウラサーリ野外博物館は島全体に18~19世紀の建築物が移築されてきた
島の入り口にはシェアサイクルのレンタルポートがあった
この木造の橋を渡って島に入る
フィンランドの地層が固い岩盤に覆われていることがよく分かる。地震も年に一回あるくらいだとか

 テンペリアウキオ教会からさらに北西に向かうと、湖に浮かぶセウラサーリ島という野外博物館なるものがあります。これは、フィンランド中から古い建築物が移築され、島全体が資料館となっており、主に18~19世紀のものがメインになっているのだそうです。

 しかし、島の入口に到着し橋を渡ろうとすると、なにやら変わった服装の人たちが行き来しています。そのスタッフらしき人物に、何をしているかガイドさんに聞いてもらうと……。「年に一度、鉄器時代よりもはるか昔の時代を再現したお祭りをしていて、ちょうど今日と明日が開催日なんです。みんな、それぞれ仕事を持っているけど、ボランティアで参加して好きな衣装を身にまとい、民芸品を売ったり、ミニイベントなどが行なわれます」とのこと。

 偶然にも、年に一度のお祭りに遭遇した私たち一行は、そのお祭りの会場にいくことに。セウラサーリ野外博物館と両方見学する時間はなかったので、めずらしい方をチョイスしました。そして離れ小島のプッキサーリ島へ。日本で言う、尾瀬の木道的な板の道を渡りたどり着くと、そこはタイムスリップしたかのような光景が広がっていました。

絶対、普段着ではありませんよね
仲間がやってきましたが、こちらも現代の格好をしていない。帯刀しているし
木道を渡りプッキサーリ島へ
村のような雰囲気になってきた
みんな違う衣装を身にまとっている
ゲームの世界に紛れ込んだかのよう

 島のなかに入っていくと、多くの人が民族衣装のような格好で、そこらじゅうを歩いているじゃないですか! 伝統的な衣装ですか?と聞くと「この時代は、まだ民族が分かれる前だし、民族衣装と呼ばれるようなスタイルもない時代なんですよ」とのこと。とはいえしっかり統一感もあります。このイベントは「PUKKISAAREN MUINAIS MARKKINA(プッキサーリの古代市場)」という名称が付けられていました。

 さながらロールプレイングゲームの世界に紛れ込んだかのような感覚に、自分含め一行は大興奮です。商人や町娘、勇者のような少年が歩き回っていて楽しげに過ごしています。建物も当時の丸太小屋を再現しているようで、なかも見学させてくれました。地元の人も知らないようなお祭りですが、年々来場者は増えているようです。2019年の9月にヘルシンキを旅行するチャンスがある読者の方々、ぜひセウラサーリ野外博物館と、このプッキサーリのお祭りの両方に足を運んでみてください。フィンランドの観光案内を調べても全然資料的なものが出てきませんでした。公式サイトがありますので、日程をチェックしてみてくださいね。

アクセサリを売っていたり
食器や民芸品の販売
「今日は何にするんだい?」って言われそう
テントのなかにはランプや毛皮のチェア。カフェだろうか
少年に狩りの仕方をレクチャーしているのだろうか
リアルド◯クエのような場面
当時のログハウス
なかは意外と広い
人参を切るご婦人
「KAHVILA(カフェのこと)」の建物のなかでお湯を沸かしていました
このヤカンで作られるコーヒーが元祖フィンランドスタイル。砕かれた豆が沈むまで少し待つとよいです
「この前のモンスターがなかなか強くってさあ」とか談笑している(わけがない)
とにかく楽しそう
鮭の皮で作られたベルト
選ばれし勇者にしか見えない
広場を中心に建物に囲まれている会場
セウラサーリにいく観光客をプッキサーリに誘導しようとしている女性

街に戻りエスプラナーディ通りを歩き、マーケットスクエアでランチ

エスプラナーディ通りは、エスプラナーディ公園に平行に通るショッピングストリート。写真はエスプラナーディ公園

 森のなかから再びヘルシンキの中心部に戻ってきて、エスプラナーディ通りを歩いてみます。エスプラナーディ公園という広い芝生のある通りに平行に走る2本の「ポホヨイスエスプラナーディ通り」と「エテラエスプラナーディ通り」沿いに高級ブランドが軒を連ねています。

 しかしこの通り、なんていうんでしょうね。パッと視界が開けていて天気のよい休日にジョギングしたり、散歩したりするには最高のロケーションです。北に行けばすぐヘルシンキ中央駅、西に行けば美術館方面、東は港とマーケット広場と、市民にとってハブとなっている場所であり、リラックスもできるという。とにかく街がコンパクトという印象がありますね。

 ポホヨイスエスプラナーディ通りの西側の入口にストックマン(STOCKMANN)というデパートがあるのですが、2件目の建物にもSTOCKMANNという文字が。ヘルシンキの書店はどんな雰囲気なのか確認するために「アカデミア書店」に入ってみることにしました。角にスターバックスがあるのですぐ分かると思います。この書店も映画「かもめ食堂」に登場しますね。店内は大きな吹き抜けがあり、エスカレータで2階に上がっていくとカフェスペース「カフェ・アアルト」があります。

 吹き抜けのスカイライトが特徴的ですが、ガラスで本の形を再現しているのだとか。ちなみに設計者はフィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルト(1898年~1976年)によるもの。先ほどのカフェの名称にもなっています。郊外にアアルト氏の自邸があり、今は博物館として見学ができるそうです。次回はそこまでいって北欧の建築のなんたるかを学習してみたいところです。

 このストックマンの建物の北側には、フィンランドを代表するテキスタイルメーカー「マリメッコ」のショップもあります。ほかにも食器ブランドのアラビアやイッタラのショップ、北欧のコーヒーチェーン店「ロバーツコーヒー」などを通り過ぎ、またマーケット広場に戻ってきました。ちなみにロバーツコーヒー、日本に上陸しているのですが、なんと福岡市のみに出店しています。

アカデミア書店が入居しているSTOCKMANN
アカデミア書店は2階建て構成で吹き抜けがあり、天井のガラスから光が射し込む
天井のガラスは本を開いたところをモチーフにしている
2階の「カフェ・アアルト」
ポホヨイスエスプラナーディ通りをマーケット広場方面へ
イッタラのエスプラナーディ店
Robert's Coffee Jugend店
店名の「Jugend」はアールヌーヴォーという意味。入り口からは店内の様子は見えないが、天井の高い落ち着いた空間が広がっていた

 マーケット広場にある屋台でランチとなりました。ツアー一行がチョイスしたのはノルディックフィッシュを中心としたランチプレート屋さん。筆者はMooseのミートボールプレート。Mooseはヘラジカですね。野菜にはイチゴジャムがトッピングされていたのですが、これはこれでアリな味でした。ヘラジカ肉のミートボールはいわゆる鹿肉に似た食感ですね。

マーケット広場に戻ってきて屋台でランチ
炒められた小さなじゃがいもとニンジンとインゲン、そしてメインが複数種類の魚や肉からチョイスできる。だいたい13ユーロ前後(約1755円)
ホワイトフィッシュの半身が大きい!
手前がMooseのミートボール、奥がホワイトフィッシュのプレート

 お腹が満たされたら次はショッピング、ということでヘルシンキヴァンター空港へ向かう前に、マリメッコの本社によることに。店内は撮影禁止でしたが、最新のアイテムからアウトレット、社員食堂などマリメッコのすべてが体感できます。自分たちは午後に立ち寄りましたが、開店前には行列ができるそうです。お値打ちのアウトレット目当てで宝探しの感覚なんでしょうね。ここはアウトレットと最新アイテムを取り扱う2つのショップが併設されており、自由に行き来できます。衣服から食器などラインアップが豊富過ぎて、滞在時間は多めに見ておいた方がよいでしょうね。

マリメッコ本社には最新アイテムが揃うショップとアウトレット、そして一般利用も可能な社員食堂が1つに集まっている。郊外にあるので空港に向かう日、朝早い時間に途中に立ち寄ると時間を有効に使いショッピングができる

 肝心のショッピングですが、筆者は迷いに迷い、生地そのものを買いました。ケシの花が描かれた「ウニッコ」のブルーのパターンを2m。幅は1.48mに統一されており、スタッフがその場でビーッと切ってくれます。これくらいの大きさであれば、自宅でテーブルクロスなど使い勝手も自由に決められるかなと思いました。2mで価格は74ユーロ(約9990円)。トートバッグなど購入したいものが決まっていればよいかと思いますが、「迷ったら生地」はアリかな、と思いました。同じパターンで材質違いなどもあるので、チェックしてみてくださいね。

フィンエアーラウンジで次の旅のプランを考えてみる

ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着

 日本へ帰国する便に搭乗するためヘルシンキ・ヴァンター空港に戻ってきました。メディアツアーということで、フィンエアーさんのはからいでフィンエアーラウンジを体験させていただけることに。上級会員やビジネスクラスを利用する搭乗客向けですが、混雑していなければ有料(48ユーロ、約6480円)でも利用可能です。

 ラウンジ内は、やはりフィンエアーのイメージであるホワイトを基調としたシンプルな空間で、壁沿いは1段高くなっており、アリーナとスタンドのようなスペースの区切りがありました。フードやドリンクのメニューも豊富で、食器類はマリメッコ。こうした細かいところまでフィンランドを感じられる工夫が旅人にはうれしいポイントですね。ケーキなどのスイーツも充実しており、自分は搭乗直前ということで、ナッツケーキとベリーのスムージーのみですませました。このベリーのスムージーがとんでもない美味さで「あ、自分フィンランドに住めるかも」と錯覚するほどでしたよ。

 ということで、福岡行きのAY75便に搭乗し、現地時間16時30分にプッシュバック、17時03分に福岡空港に向けて離陸。次の日の8時07分に福岡空港に着陸しました。

フィンエアーラウンジは乗り継ぎフロアの50番搭乗口付近にある
清潔感のあるエリア内
フィンエアーラウンジは食器もマリメッコ。左のブルーのグラスに注いだベリースムージーが絶品でした
AY75便は行きの便と同じエアバス A330-300型機

 フィンエアーが運航しているヘルシンキ~日本便は、成田(通年)、関西、セントレア、福岡と4空港ありますが、ヨーロッパへ最速で行ける直行便として知られています。ヘルシンキ~日本間を最短で9時間半で結び、ヘルシンキからは周辺各国への乗り継ぎも便利なエアラインです、特に福岡からは唯一、かつ最速のヨーロッパ便として、ぜひ活用していただきたい路線です。

 今回は、日本からヴァンター空港に到着した際、すぐさまストックホルムへの乗り継ぎ便に搭乗するため空港内を移動しましたが、入国審査や荷物チェックの導線がシンプルかつ距離も短く、今回の3か国のようなシェンゲン協定国であれば、途中のパスポートチェックもありませんので、日本国内で本州から九州や四国に渡るような感覚で移動できます。

 フィンランド、スウェーデン、エストニアと今回のツアーでまわった3か国を地図で見てみると、バルト海の上を3角形で結ぶようなルートですが、例えばヘルシンキを滞在のベースとして、日帰りでエストニア・タリン、夕方に出港するクルーズ船でスウェーデンに向かい、ストックホルムで1日遊んでまた船で免税店でショッピングしながら帰ってくる、なんてパターンもおもしろそうです。

 今回のツアーのまとめとなりますが、今のところフィンエアーの福岡発着便は、夏季限定スケジュールとなっており、2019年も同様のスケジュールで運航されるようです。これから本格的な冬を迎えオーロラシーズンへ突入しますが、冬季も含めた通年運航に期待したいところです。

赤坂太一

福岡市在住のライター。トラベル Watchでは、九州・山陽エリアの取材を担当することが多い。自動車誌をはじめとする乗り物系媒体に寄稿しているが、最近では一般紙から新聞の取材も。東京から福岡に移住して5年目をむかえた札幌生まれ。ブログはhttp://taichi-akasaka.com/