【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015

ニュージーランド航空、エコノミークラスシートがベッドになる「スカイカウチ」を展示

ニュージーランドワインの展示、試飲も

2015年9月24日~27日 開催

 ツーリズムEXPOジャパン2015のニュージーランド航空ブースは、ブースの正面にエコノミークラス、プレミアムエコノミークラスのシートを展示。ボーイング 787-9型機などに採用されている同社最新仕様のシートで、「エコノミー スカイカウチ」にも対応するものだ。

 エコノミー スカイカウチとは、エコノミークラスシート3席分を1つのシートとし、さらにレッグレストも持ち上げることで、あたかもベッドのように利用できるシート。椅子に長時間座っているのが苦手な子供を連れた家族や、カップル、エコノミークラスでもゆっくり休みたい人向けのサービスだ。このために3席すべてを購入する必要はなく、例えば大人2名と幼児1名なら追加料金は1万5000円から。大人1人の場合でも追加料金は8万円からが目安とのことで、この追加料金で3席を占有できることになる。

 プレミアムエコノミーはレッグレストやフットレストを備えた革張り仕様のシート。アメニティグッズもエコノミークラスとは異なるという。

エコノミークラスシート3席分をベッドのように使える「スカイカウチ」を体験できるコーナー
こちらは高級感のある革張りのプレミアムエコノミー
現在、成田~オークランド線でも使われているボーイング 787-9型機のモデルプレーン

 ニュージーランド航空のブースでは、このほかにニュージーランド産ワインの展示、試飲も行なわれていた。ニュージーランドのマーティンボロ地方で栽培されたピノ・ノワールを使った「BLUE ROCK」ブランドのワインや、1896年創業のワイナリーである「Te MATA」ブランドのワインを展示しており、なかでも、1500mlの「Te MATA Coleraine」は、毎年26本のみが日本に輸入されるだけという希少なものとのことだ。

(編集部:多和田新也)