【イベントレポート】関空旅博2015

掘り出し物の航空機部品はまだまだある!? 関空旅博2015で「KIXチャリティージャンク市」

関空展望ホール SKY VIEWで開催

2015年5月23日~24日 実施

ジャンク市で販売されていた航空機部品。ジャンクという言葉がぴったり

 5月23日~24日に関西国際空港で開催されている「関空旅博2015」では、航空機の部品や、航空会社の備品などを販売する「KIXチャリティージャンク市」が行なわれている。

 関空旅博2015は、関西空港駅を挟む第1ターミナルビルの北広場から南広場で開催されているが、KIXチャリティージャンク市は第1ターミナルビルから離れた関空展望ホール SKY VIEWが実施エリア。関空展望ホール SKY VIEWには、第1ターミナルビル1階1番バス乗り場から無料のシャトルバスが出ており、アクセスも容易。関空旅博2015の開催時間中は、5分~10分間隔で運行しており、気軽に立ち寄れる。

 ということで、実際に無料シャトルバスに乗ってKIXチャリティージャンク市に行ってみた。

 バスで関空展望ホール SKY VIEWに到着すると、ジャンク市の開催されている場所が案内されている。SKY VIEW内に入って会場に着くと、たどり着いた時刻が遅かったためか、以外と空いていた。販売されているものは、ライトカバーや構造翼など航空機の部品、ヘッドレストカバーや機内食用食器など航空会社の備品、そして機内誌やゲーム、模型など。とくに統一したテーマもなく、雑然と販売されており、まさにジャンク市。人によっては宝物かもしれないが、別の人には無駄なものに見えるだろう。なお、チャリティーのため、売上げは日本赤十字社に贈られる。

関空展望ホール SKY VIEW
関空展望ホール SKY VIEWのフロア案内。ジャンク市の場所は案内チラシにも明示されていないが、館内に入れば矢印による案内がある。日によって異なるかもしれないので、詳細な場所は現地で確認してほしい
ジャンク市のノボリ
こちらはさまざまな航空機部品
どの機体の部品か不明だ
ロッキード スーパーコンステレーションの主翼前部結露防止器
ホイールやエンジンなど
政府専用機のクリアファイルなど
航空機の絵が描かれた“ワケあり”ジッポー ライター
JAL(日本航空)の備品。機内用のスリッパなど
こちらはANA(全日本空輸)の機内食用食器
管制官も使用するアンドレア製ヘッドセット。但し、スピーカーやマイクもピンで、USBでの接続は不可
旧版の航空図など
機内誌など。2015年の機内誌もあった
ボーイングのストラップ(ワケあり)
エアバスのストラップ(ワケあり)
ルフトハンザのグッズ
区分航空図のジグソーパズル。地図が古いためジャンク扱い
「ぼくは航空管制官」シリーズも各種取りそろえ
中国の「天宮1号」の模型
ヘッドレストカバーなど
チェックインカウンター看板各種

 関空旅博のメイン会場からはシャトルバスでアクセスするしかないが、SKY VIEWからは関西空港を離着陸する航空機を見ることができるので、イベントの気分転換にお勧めしたい場所だ。

関空展望ホール SKY VIEWには、関空に離着陸する飛行機を多くの角度から楽しめる場所が用意されている。旅博に疲れたら、休憩に行くのもよいだろう

編集部:谷川 潔