【イベントレポート】関空旅博2015
スロヴェニア、日本にいながらにして楽しめる同国の味を紹介
(2015/5/23 23:14)
- 2015年5月23日~24日 実施
スロヴェニア政府観光局は「関空旅博2015」のブースにおいて、自然が美しいという同国の魅力をパンフレットなどを通じて伝えるとともに、日本国内で楽しめる同国のグルメを紹介した。
同ブースでワインの販売を行なった「365wine」(http://www.365wine.co.jp/)は、スロヴェニアやクロアチア、ギリシャといったマイナーな産地のワインを輸入販売している大阪の会社だ。代表の大野みさきさんは、航空会社でCAのキャリアを持つという。
同社が取り扱うスロヴェニア産ワインは西部のヴィパーヴァという田舎町にあるジャムセックワイナリーで生産された4品目。同地はアドリア海からの強風によって湿気が防がれ、カビや害虫からブドウを守る地形が特徴のこと。また、気温が低いことから白ワインの生産が多いそうだ。
販売されたのは「プレピ 2008」「バルベーラ 2011」「ゼレン 2012」「リースリング 2013」で、バルベーラ 2011のみが赤ワインで、あとは白ワイン。試飲も行なわれており、多くの人が立ち寄って楽しんでいた。
また、国内唯一というスロヴェニア料理を楽しめるお店「ピカポロンツァ」(http://pikapolonca.cart.fc2.com/)は、同ブースで焼き菓子を販売。同店は京都の太秦映画村にほど近いところにあるお店で、スロヴェニア人のオーナーシェフ、イゴール・ライラさんによるスロヴェニア料理を楽しめるお店だという。ブースではオーナーの娘のライラ未遊さんが、お菓子やお店の説明のほか、スロヴェニアの魅力を紹介していた。
ちなみに販売された焼き菓子は2種類で、いずれも300円と手頃。10分ほどのブース滞在でも、女性を中心に購入者が後を絶たない状況だった。同店では通販も行なっており、販売されたお菓子の1つであるハート型のタルトは、旅博では2個セットで販売したが、通販では3個セットなどで購入が可能。
もう1つの「そば粉のフルーツケーキ」はイベント用に作ったもの。ちなみにスロヴェニアではそば料理も豊富で、乳製品やナッツなどと組み合わせて、日本とは少し違った風味を味わえるという。
このほか、同店のオーナーシェアで日本語も話せるイゴール・ライラさんが同行する9月23日関空出発/11日間のスロヴェニアツアーも案内していた。