イベントレポート
【パリ航空ショー 2019】スバル、新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」の世界初受注を共同発表。スバル 戸塚氏と、ベル スナイダー氏共同会見
1機を警察庁から受注、岩手県警に配備
2019年6月19日 00:57
- 2019年6月18日(現地時間) 発表
フランス ル・ブルジェ空港で6月17日~23日(現地時間)、世界最大級の航空展示会「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2019」が開催されている。
スバルは会期2日目となる18日、米国ベル・ヘリコプター・テキストロンとの共同プレスブリーフィングをテキストロンの屋外展示エリアで実施。スバル 常務執行役員 戸塚正一郎氏、ベル President and CEO ミッチ・スナイダー(Mitch Snyder)氏が、両社が共同開発する「SUBARU BELL 412EPX」を1機受注したことを共同発表した。
この受注は民生型のSUBARU BELL 412EPXの初受注となる。このSUBARU BELL 412EPXは、2021年3月に警察庁への納入後、岩手県警察に配備される予定。
スバル 航空宇宙カンパニープレジデント 戸塚正一郎氏は、「スバルがベル社との協力のもと、SUBARU BELL 412EPXを世界初受注できたことを大変光栄に思います。この実現に向けたベル社の多大なる協力に感謝するとともに、品質の高い機体を警察庁に納入するよう全力で取り組みます。またこの受注は、世界中のお客さまにSUBARU BELL 412EPXをお届けする販売の節目になると確信しています」とコメントを発表。
ベル President and CEOのスナイダー氏は、「日本の警察庁の信頼をいただいたことに感謝します。SUBARU BELL 412EPXが、配備先の岩手県警察にて大いに活躍し、人々の安全と治安に貢献するでしょう。今後長きにわたりスバルとの協力を高めていくとともに、さらなる成功を期すことを楽しみにしています」とコメントしている。