イベントレポート
【関空旅博 2019】検疫探知犬がステージで嗅ぎ分ける! 動物検疫所・植物防疫所が持ち込み禁止品を解説
2019年5月18日 14:11
- 2019年5月18日~19日 開催
関西エアポートが主催する旅行博覧会「関空旅博 2019」が関空(関西国際空港)で開幕した。会期は5月18日と19日の2日間で、開場時間は10時~17時。入場は無料。
会場は第1ターミナルビルとエアロプラザ/ホテル日航関西空港の間をつなぐ南北広場と駅コンコース、関西空港会議場などで、世界各国と日本国内各地の観光局、自治体、航空会社、旅行業者など、新規出展13団体を含む151団体がブースを展開、さまざまな形で旅の魅力を発信していく。
18日11時20分から行なわれたステージプログラム「海外旅行へ行かれる方へ 動物検疫所、植物防疫所からのお知らせ」では、農林水産省 動物検疫所 関西空港支所と神戸植物防疫所 関西空港支所のスタッフが「海外から持ち込んではいけない肉・果物・植物」などを紹介。
例えば、海外の空港などでハムやソーセージ、ジャーキーといった肉製品が販売されているが、加工・加熱・真空パックされた商品であっても、家畜伝染病などを防ぐため、ほとんどのものが日本国内へ持ち込むことができない。個人消費のための少量でもあっても例外ではない。こうしたことが「あまり知られていない」ということで、ステージではパネルで紹介するとともに、関空で活躍する現役の検疫探知犬によるデモンストレーションが行なわれた。
ステージでは持ち込み禁止品と持ち込み可のお土産を袋に入れたブラインド状態で用意し、探知犬がスタンバイ。嗅ぎ分けて禁止品を見つけると担当官に合図するというものだったが、あまりの発見の早さに観客からどよめきが起きていた。