イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】二階建てバス「ルートマスター」への乗車も可能!? 広場イメージのマカオ政府観光局ブース

香港とマカオをつなぐ「港珠澳大橋」をアピール

2018年9月20日~23日 開催

実際に使われていた二階建てバスには食文化をフォーカスした巨大なデコレーションを施している

 ツーリズムEXPOジャパン2018のマカオ政府観光局ブースには、巨大な二階建てのバス「ルートマスター」が乗り入れている。実際に使われていた車両で趣があるが、実は中はアートギャラリー。2018年8月に撮り下ろされたばかりの今のマカオを感じることができる。

 なおエントランスにはマカオ政府観光局の公式マスコット「Mak Mak」がお出迎え。帽子はマカオのギア灯台をイメージしており、ギア=ガイドするの意味ということで、Mak Makがマカオを案内するという思いが込められているそうだ。

ルートマスターの車内ではマカオの今を感じられる写真展が開催されている
エントランスでヘラサギのMak Makが来場者を迎えてくれる

 2018年のマカオ政府観光局のブースは「食」をメインに展開。マカオは2017年に「ユネスコ食文化創造都市」に認定され、世界中からその豊かな食文化が注目されている最中。そのため、マカオ全体で2018年を「マカオ美食年」と制定。ブースも今年のテーマを「食(グルメ)」とし、「マカオ・カフェ」では名物エッグタルトを提供。マカオの味を舌で感じてもらう試みを行なっている。

 ブース自体も例年だと背の高い造形物が目立っていたが、今年は低めに設定し全体のイメージを広場に。そしてどの場所からも来場者が気軽に入れるデザインとなった。よく見ると地元で愛されるポルトガル生まれのタイル・アズレージョのデザインを確認できるなど、いたるところにマカオ愛があふれているのもポイント。もちろん先ほど紹介した「マカオ・カフェ」も、実際のマカオの広場には必ずある屋台を反映している。

今年のブースイメージはマカオならではの広場
実際の広場のまわりには屋台があることを反映して「マカオ・カフェ」をオープン

 ブースのエントランス付近では、グルメつながりで料理ゲームアプリ「クッキングママ お料理しましょ!」の体験も実施。ゲーム内ではマカオ名物の「アフリカンチキン」と「エッグタルト」を作る特別バージョンとなっている。

 なお、ルートマスターの側面では、年内開通予定の「港珠澳大橋」を紹介。香港とマカオが約30分でつながり、ますます便利になることをアピールしている。

料理ゲームアプリ「クッキングママ お料理しましょ!」と食文化コラボ
正面はマカオのデコレーションがされ、フォトスポットに
まもなく開通予定の「港珠澳大橋」をバナーで紹介