イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】英国ウェールズ、「美しい村30選」「美しい街道20選」への選出で日本人観光客が急増中

2018年9月20日~23日 開催

北ウェールズ観光局 局長のジム・ジョーンズ氏(右)と、ウェールズ政府本部 ウェールズ観光局のローリ・ジョーンズ氏(左)がブースでウェールズの見どころを紹介。レッドドラゴンのぬいぐるみとの記念撮影も可能

 英国ウェールズは、英国の観光地としてどちらかというと日本人にとってなじみの薄い存在だった。しかし、2015年にJATA(日本旅行業協会)が選定した「ヨーロッパの美しい村30選」でウェールズのコンウェイが選ばれ、2017年に「ヨーロッパの美しい街道20選」に「不思議の国ウェールズ古城街道」が選ばれたことで、ウェールズを訪れる日本人観光客が急速に増加しているという。ツーリズムEXPOジャパン2018の英国ウェールズ政府ブースでは、それらウェールズの観光地を詳しく紹介している。

 ブースには、ウェールズの観光地の写真を掲げるとともに、「不思議の国ウェールズ古城街道」のパンフレットなどを用意。また、北ウェールズ観光局のジム・ジョーンズ局長に加えて、ウェールズ政府本部ウェールズ観光局のローリ・ジョーンズ氏も来日し、ブースでウェールズの見どころを解説してもらえる。

 なかでも、世界遺産に登録されているウェールズの古城「コンウェイ城」は、2019年に日本の姫路城と姉妹城提携するそうで、ジム・ジョーンズ氏から「非常に素晴らしいこと」と力の入った解説が聞かれた。このほか、ウェールズの国旗に描かれているレッドドラゴンのぬいぐるみも置かれ、ブースで記念撮影も可能だ。

 一般公開日となる9月22日および23日に、特別なセミナーやイベントの開催は予定していないが、「ウェールズのことなら何でも紹介するので、興味のある人はぜひ足を運んで聞きに来てほしい」とのことだ。

英国ウェールズのブース
ブース内にはウェールズの観光地の写真が掲げられている
2017年にJATAが選定した「ヨーロッパの美しい街道20選」に選ばれた「不思議の国ウェールズ古城街道」のパンフレットなどを用意