イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】トロイ遺跡やギョベクリテペ遺跡など、世界遺産をアピールするトルコブース

2018年9月20日~23日 開催

ツーリズムEXPOジャパン2018のトルコブース。中央はブース詳細を説明してくれた、トルコ共和国大使館 文化広報参事官室 日本・韓国・台湾担当のデフネ・オズアルプ氏

 ツーリズムEXPOジャパン2018のトルコブースでは、2018年に世界遺産登録から20周年を迎えた「トロイ遺跡」や、2018年7月に新たに世界遺産に登録されたばかりの「ギョベクリテペ遺跡」など、トルコ国内の世界遺産をアピールする展示を展開。

 ブース正面横にトロイの木馬の精巧なミニチュアモデルを設置し、自由に撮影できるようになっている。また、ギョベクリテペ遺跡は“人類最古の居住地”とも言われている遺跡で、世界遺産に登録されたばかりということもあって、トルコでも注目を集めており、ブースでも遺跡を詳しく解説するパネルを設置するなどしてアピールしている。

 このほか、紀元前8世紀にアナトリアを治めたフリギア王国の遺跡が数多く残る「フリギア渓谷」「セフェリヒサル」などトルコ国内に15か所点在する「チッタスロー(スローシティ)」なども、今年の重点観光地として詳しく紹介されている。加えて、ブース周囲には自治体や旅行会社のカウンターが設置され、これら観光地を詳しく説明してもらえる。

 一般公開日となる9月22日および23日には、ブース正面に設置されたステージで、トルコの伝統楽器「サズ」のミニコンサートを開催。このほかブース内では、トルコ手芸「オヤ」やイスラム書道「ハット」のワークショップ、毎年トルコブースで大人気の伸びるアイスクリーム「ドンドゥルマ」試食会なども開催される予定だ。なかでも、ドンドゥルマ試食会は毎年早い時間に整理券がなくなるほど人気なので、気になる人は早めに足を運ぶことをお勧めする。

2018年で世界遺産登録20周年を迎えたトロイ遺跡をアピールするため、ブースに精巧なトロイの木馬のミニチュアを設置
2018年に世界遺産に登録されたばかりの「ギョベクリテペ遺跡」や、フリギア王国の遺跡が数多く残る「フリギア渓谷」などの重点観光地のパネルも用意
ブース周囲には各観光地を説明するブースが用意され、詳細を詳しく教えてもらえる
観光地の景色などを紹介する写真も数多く貼り出されている
ブースの一角には、トルコのフラッグキャリア、ターキッシュエアラインズのコーナーも用意
ブース正面ステージでは、一般公開日の9月22日と23日にトルコの伝統楽器「サズ」のミニコンサートを開催
22日と23日のトルコブースのイベントスケジュール。ドンドゥルマ試食会は早い時間に整理券がなくなるので、早めの来訪がお勧め