イベントレポート
【関空旅博2018】S7航空、電子ビザ取得で入国可能な“一番近い欧州”ウラジオストクへの旅を訴求
極東ロシア専門ツアー会社のJATMも関空発着の極東ロシアツアー紹介
2018年5月20日 10:45
- 2018年5月19日~20日 開催
ロシアのS7航空は、5月19日~20日に関西国際空港で開催されている「関空旅博2018」に出展(ブース番号:N18)。極東ロシアの美しい風景や文化を写し取ったポストカードを配布して、その魅力を訴求している。
S7航空は2017年4月から関空~ウラジオストク線を運航。ウラジオストクは関空から2時間半ほどで行け、時差も1時間という気軽さから“日本から一番近いヨーロッパ”とも呼ばれるようになった。街並みの雰囲気や、雑貨店などに並ぶもののかわいらしさから若い女性を中心に人気が高まっている。
ブースでは、そんなウラジオストクの魅力を訴求。ロシア観光というとビザを取得するのが面倒なイメージがあるが、ウラジオストク入出国で、同地と沿海地方のみの8日間以内であればロシア外務省のWebサイトから申請できる電子ビザだけで大丈夫なこともあまり知られていないので、広く知ってもらいたいそうだ。
関空からは離れるが、S7航空は4月29日に成田~イルクーツク線に就航。バイカル湖に近く、帝政ロシア時代の貴族が流刑にされた歴史的遺産や、シャーマン文化に触れられるなど観光地が豊富で、就航直後のGW期間中は満席が続いたという。
また、6月2日には成田~ノヴォシビルスク線にも就航することになっており、こちらも文化的な建物や、学生との交流を楽しめる街だという。さらに、このノヴォシビルスクでロシア国内線に乗り継ぐニーズも想定しており、エカテリンブルク、オムスク、ビシュケクなど、日本とモスクワの間にあるロシア国内の都市へ、コンパクトな空港へ効率よく乗り換えて短時間で行けることをアピールしている。
関空路線については現在はウラジオストク線のみの運航となっているが、ハバロフスクへの就航など、今後、路線の拡大にも取り組んでいきたいとしている。