【イベントレポート】
【ツーリズムEXPO 2017】瀬戸内や昇龍道など日本エリアの見どころを紹介
2017年9月24日 07:00
- 2017年9月21日~24日 開催
ツーリズムEXPOジャパン 2017の日本エリアで、これまでレポートした北海道と沖縄、九州以外で目についたブースをまとめて紹介していこう。
ワンダフルセトウチ
昨年に続き、瀬戸内海の魅力を合同で展示するワンダフルセトウチは、JR西日本(西日本旅客鉄道)、DISCOVER WEST連携協議会、日本観光振興協会中国支部との合同で、大きなブースとなっている。ワンダフルセトウチというネーミングは、両備グループのリョービツアーズが発行するフリーペーパーからきていて、書籍はブース内で配布されている。試食や試飲のカウンターがあり、体験コーナーも豊富で、見どころはとても多い。
日本遺産
文化庁は日本遺産のブースを出展していた。日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを日本遺産として文化庁が認定するもの。今年認定されたものを中心に紹介している。
東京
東京は、西多摩地域と島しょ地域の魅力を伝える「多摩・島しょと東京の特産品」と、特に外国人観光客に向けて東京を認知して貰うために活用するロゴを周知する「Tokyo Tokyo」という2つのブースを並べて出展していた。
多摩・島しょと東京の特産品ブースでは、時間により各地域の特色をいかした20もの多彩なのワークショップがあり、特産品を試食、試飲するコーナーなどがあり盛況だった。
昇龍道
昇龍道(GO! Central Japan)のブースでは、昇龍道の見どころを紹介。昇龍道とは、龍の頭を能登半島に、尾を三重県に見立てて龍の体が中部地方の9県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、石川、富山、福井、滋賀)を通りながら昇っていくイメージで、南から北へと縦断していく中部地方の観光周遊ルートのこと。アンケートに答えると景品がもらえるほか、ブース内に9県の名前が書かれた墨文字を模したスタンプがあり、これをスタンプラリー台紙(御朱印帳)に押しておき、各県ブースにある朱印を上に押すと、御朱印帳っぽく完成する。
北陸、飛騨、信州
合掌造り集落のある富山県南砺市、金沢市、飛騨高山は「北陸、飛騨、信州 3つの星街道の旅」と題してブースを出している。伝統工芸品の展示を主体に、地域の文化を伝える作りになっている。来訪者には加賀棒茶の試飲や金箔入りの飴を配布していた。