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広島空港と尾道を結ぶ「エアポートバス 尾道-広島空港線」が4月1日運行開始

自転車の車内持ち込みも可能

2016年4月1日 運行開始

 尾道市産業部観光課に事務局を置く尾道広島空港線バス運行実行委員会は、広島空港と尾道市内を直通で結ぶ定期高速バス「エアポートバス 尾道-広島空港線」の運行を開始する。運行開始は4月1日を予定。

 現在、広島空港と尾道市内を直結する公共交通機関はなく、三原駅経由で鉄道を利用する方法や、高坂BS(バスストップ)でバスを乗り継ぐ方法などでアクセスする必要があった。4月1日に運行を開始するバスは広島空港と尾道市を直通で結ぶもので、運行を担うおのみちバス本社車庫前と広島空港の間を、尾道駅、新尾道駅、東尾道駅など市内各地を経由して運行する。広島空港~尾道駅間の所要時間は約55分。

 尾道市側の始点/終点となる車庫前にはパーク&ライド駐車場(利用時は要事前連絡)を備えるほか、人気の高い「しまなみ海道」でのサイクリング利用者向けに、輸行バッグに入れた状態であれば自転車も車内へ持ち込める。

 運賃(片道)は全区間共通で、大人1130円、子供570円。1日2往復(火・土曜は3往復)を運行する。

(編集部:多和田新也)