ニュース

羽田空港跡地に都市公園、2028年春ごろ誕生。ロボット体験施設/ブルワリー/スポーツフィールドなど、地域の交流拠点目指す

2026年6月23日 着工
2028年春ごろ 開園予定
羽田空港跡地第1ゾーンに都市公園が誕生予定

 事業グループ「羽田みらいパークマネジメント」は6月23日、東京都大田区の羽田空港跡地第1ゾーンにて整備を進める「(仮称)羽田空港公園」の起工式を行なった。開園時期は2028年春ごろを予定している。

 事業計画地は、天空橋駅から徒歩3分の東京都大田区羽田空港一丁目および羽田空港二丁目各地内で、面積は3万2722.45m2。羽田空港第3ターミナルからは京急・東京モノレールで1駅、飛行機の迫力を間近に感じられる場所となっている。

 公園のコンセプトは、「いにしえと今、そして未来を“えん”でつなぐ HANEDA“えん”PARK」。羽田のまちづくりを通じた地域との「縁」、周辺施設との回遊を促す「円」、利用者の交流により成長する「園」という3つの願いを込めたとのこと。

事業対象地の位置図

 園内には、大きく十字に交差する2つの象徴的な園路を整備。桜並木が人々を公園の中心へと導く「花の輪(みち)」と、隣接する複合施設「羽田イノベーションシティ」や周辺地域を結ぶ「時の路(みち)」により、周辺エリア全体との回遊性を高める狙いがある。

花の輪(みち)
時の路(みち)

 公園の中心には、約7400m2の広大な「芝生広場」が、「あそびば」エリアには夏期の暑さ対策として水景施設が誕生。車いす対応のフラットな動線、児童・幼児向け遊具周辺の床材にゴムチップマウンドを採用し、誰もが安心して遊べるインクルーシブな環境を目指す。

芝生広場
あそびば

 スポーツフィールドには、テニスとスカッシュの要素を持つラケットスポーツ「パデル」の競技場(コート)を設置する。都内では実施環境が少ないものの、周囲のガラス壁を活用してラリーを続けるプレイスタイルは、公園が目指す「気軽にスポーツができる環境づくり」の目玉となる見込み。

 このほか、スケートボードパーク、3X3バスケットコート、ダンスエリアなど、多彩なアーバンスポーツを楽しめる多目的広場を整備。

 大田区の町工場の技術を活かした実証実験エリアやロボット体験施設、羽田発のカフェ&ブルワリーなどの設置も計画している。

ラケットスポーツ「パデル」(写真提供:一般社団法人日本パデル協会)
多目的広場
スポーツフィールド
実証実験エリア・遊具(2025年11月発表)
ロボット体験施設(2025年11月発表)

 本プロジェクト「羽田空港跡地第1ゾーン都市計画公園事業」を推進する事業グループ「羽田みらいパークマネジメント」は、かたばみ、現代建築研究所、東京ソイルリサーチ、ランドスケープデザイン、鹿島建物総合管理、NTTアーバンバリューサポートの6社で構成。最新情報は、(仮称)羽田空港公園の公式サイトで案内するとのこと。

鍬入れ式の様子