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羽田空港3タミ直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」、全1717室のホテルや温浴施設を見てきた!

2023年1月開業

2023年1月 グランドオープン

2022年12月21日 ホテル先行オープン

羽田空港第3ターミナルに直結する複合施設「羽田エアポートガーデン」の外観(写真提供:住友不動産)

 住友不動産は10月6日に発表会を開き、羽田空港第3ターミナル直結の複合商業施設「羽田エアポートガーデン」を2023年1月に開業すると明らかにした。

 グランドオープンに先立ち、住友不動産のホテル「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」および「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」の一般宿泊を12月21日に開始する。同施設は2020年3月に竣工したが、新型コロナウイルスの蔓延による渡航や移動制限措置を理由に開業を延期していた。

羽田エアポートガーデンは多摩川沿いに位置しており、Y字型の建物と駐車場で構成されている

 羽田エアポートガーデンは、全1717室のエアポートホテル「ヴィラフォンテーヌ 羽田空港」(プレミア・グランドの2つのブランド)を核に、広さ約2400m2でMICE対応のイベントホールと会議室を有する「ベルサール羽田空港」、富士山や飛行機を望む展望天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」、地方都市や観光地などを結ぶ15バースの全天候型バスターミナル「羽田エアポートガーデン バスターミナル」が入る。

 また、全国各地の銘産品や旅行グッズを扱う物販店をはじめ、ホテル内レストラン、フードコートなど約90の多彩な店舗が出店するショッピングエリアを備えている。今回の発表会では、ホテルの客室とレストランの一部、展望天然温泉が報道陣に公開された。

羽田空港第3ターミナル駅と渡り廊下で接続されており、徒歩1分と便利な距離にある。大型のデジタルサイネージが数多く設置されており、日本の文化を発信していく

ホテルは「プレミア」と「グランド」2つのブランドで展開

 ヴィラフォンテーヌ 羽田空港は、ラグジュアリータイプの「プレミア」と、多様なニーズに応える「グランド」の2ブランドで構成されている。

 プレミアは客室すべてがリバーサイドになっており、33~173m2の6タイプ、160室を用意。ラグジュアリーホテルならではのサービスとして、コンシェルジュサービス、24時間ルームサービス、宿泊者専用のフィットネスルーム、独立型シャワーブースの設置などがあり、ワンランク上のホスピタリティを提供するという。

ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港のロビー
173m2ともっとも広いフォンテーヌ スイート
リビングや広々とした浴室など、VIP向けのスペシャルルームとなっている
53m2のエグゼクティブキング
49m2のエグゼクティブツイン
日本の食材を楽しめるレストラン「イル・リストランテ トーキョー」
リバービューと対岸の夜景が自慢の「バー&ラウンジ ザ・スローン」

 一方グランドは対面フロントに加え、自動チェックイン機を導入するなど、時代のニーズに応える機能的なホテルになっている。客室はダブルルーム、ツインルームといった2名対応の部屋に加え、スーペリアトリプルや和洋室といった3~4名が宿泊できる部屋も備える。そのほか車いす利用者にも対応可能なユニバーサルルームなど、全12タイプの1557室が用意されている。

ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港のロビー。12台の自動チェックイン機が並んでいる
23m2のスーペリアツイン
29m2の和洋室。テーブルを片付けて布団を敷くことで4名まで宿泊可能
ビュッフェスタイルで楽しめるレストラン「オールデイダイニング グランドエール」

12階からの眺めを堪能できる温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」

 建物の最上階である12階に設置されているのが、24時間営業の温浴施設「泉天空の湯 羽田空港」。施設内には飛行機や富士山を眺めながら楽しめる展望天然温泉、4種の内湯(炭酸泉/水風呂/ジェットバスなど)に加え、3種類の岩盤浴(ブラックゲルマニウム/溶岩石/岩塩)や2種類のサウナ(オートロウリュウを備えたドライサウナ/漢方蒸しサウナ)を擁する。

 天然温泉は保湿・保温性に優れた「含よう素-ナトリウム-塩化物強温泉」で、冷え性や血行改善に効くという。風呂上がりに食事を楽しめるレストランも併設されている。

炭酸泉、水風呂など4種類ある内湯
開放的な天然温泉の露天風呂
オートロウリュウを備えたドライサウナ
漢方蒸しサウナ
3種類ある岩盤浴
ゆったりくつろげるレストルーム
窓からは第3ターミナルがよく見え、飛行機好きにはたまらない素晴らしいロケーション

12月21日にホテルを先行オープン。グランドオープンは2023年1月を予定

 記者発表会では、住友不動産ヴィラフォンテーヌの取締役社長 桝井俊幸氏が羽田エアポートガーデンの概要について説明した。

 現在、水際対策の緩和によるインバウンドへの期待、政府の観光事業に対する支援策が始まることもあり、旅行機運が高まっていることを紹介。東京の空の玄関口となる羽田空港の利用増も見込まれるなか、同施設には温泉、日本の名産品が並ぶ店舗、国産の食材を使ったレストランなど、東京都の魅力や日本の魅力を発信するさまざまな店舗をラインアップしたという。

「日本の魅力を堪能できる施設がそろったオールインワンであることが、同施設の最大の特徴。日本のゲートウェイの役割を担う当施設の開業にあたり、グループ一丸で、国内・海外双方に対する魅力ある施設づくりに取り組んでまいりたい」と抱負を語った。

住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社 取締役社長 桝井俊幸氏

 続いて、住友不動産商業マネジメントの羽田開業準備室室長である佐々木亮輔氏が羽田エアポートガーデン建設の経緯について説明した。

 国有地を50年間の定期借地権にて取得した敷地面積は4万3000m2で、約9万1000m2の建物を建設。商業施設および全体の管理運営を住友不動産商業マネジメントが担い、ホテル部分を住友不動産ヴィラフォンテーヌが担当する。

 羽田空港の国際拠点空港化に求められる機能の強化、羽田空港国際線ターミナルに隣接したエリアとしてふさわしい利用促進を目的に開発しており、国際的に見て不足が懸念されるエアポートホテルへの対応という課題に対してのソリューションが同施設であるとした。

 開業時期については「中核事業となるホテルと付帯する温浴施設を12月に先行開業。残る商業施設などは2023年1月に開業するべく準備を進めておりますが、現時点ではお伝えできる情報も限られており、本日のところは乞うご期待ということで、改めて皆さまにご紹介の場を設けさせていただければ」と話した。

住友不動産商業マネジメント株式会社 羽田開業準備室室長 佐々木亮輔氏

 ホテルについては、住友不動産商業ヴィラフォンテーヌの店舗運営統括部長である村田尚之氏が説明した。

 大きな特徴は日本最大となる1717室の部屋を用意するエアポートホテルであることと、幅広い空港利用者に合わせてブランドを2つに分けたことを挙げた。ラグジュアリーホテルである「ヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」はコンシェルジュサービスや24時間対応のルームサービスなど、ワンランク上のホスピタリティを備えており、世界レベルのホテルアライアンスである「WorldHotels」に加盟したことも紹介。

 全12タイプ、1557室を用意する「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」は、ビジネス用途から家族旅行まで多岐にわたるニーズに応えられるとし、大型テレビや空気清浄機、USBポートの設置など、機能性にもこだわっているという。

 このほか、温泉やサウナを備えた温浴施設や多彩なラインナップの商業施設に加え、国際会議や大型イベント、パーティーなどに使えるイベントホールや会議室も備えており、空港直結の利便性のよさをアピールした。ホテルの開業時期については「ホテルヴィラフォンテーヌ 羽田空港は12月21日に宿泊受け入れを開始。10月7日12時よりご予約の受付を開始する」と発表した。

住友不動産商業ヴィラフォンテーヌ株式会社 店舗運営統括部長 村田尚之氏