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近江鉄道、ICOCAを3月1日導入。現金利用は後払いに統一、企画乗車券も紙券は原則廃止
2026年1月27日 06:00
- 2026年3月1日 開始
近江鉄道は、3月1日に全線でICOCAのサービスを開始する。
同日から、駅および列車内に整備するICカード用の入出場端末を利用して入出場が可能に。TOICA、manacaなど全国相互利用に対応したカードも利用できる(PiTaPaのポストペイ機能は利用対象外)。ICOCAの新規発売・払い戻し・チャージは、彦根・八日市・貴生川・近江八幡の各駅窓口で取り扱う。
新たにWESTERポイント(チャージ専用)によるポイントサービスの対象となり、1か月の利用額のうち3000円を超える部分に対して10%を還元する。ポイントの受け取りには、事前にWESTERポイントの利用登録が必要。
WebサイトからICOCA定期券や企画乗車券が購入できる「iCONPASS」も導入。近江鉄道の定期券とJR西日本など他社線の定期券を1枚のカードに搭載可能で、近江鉄道の定期券は券面に表示せず別途控えを発行するかたちとする。
なお、「iCONPASS」で4月30日までに定期券を購入した人から抽選で200人に、QUOカード1000円分をプレゼントする企画を実施する。応募は専用の応募フォームから受け付ける。
このほか、こどもICOCA(小児用カード)では運賃を1乗車につき10円に統一する。カードエラーの場合も含め、現金精算する場合の運賃は据え置きとなる。
紙の乗車券類の発売終了
ICOCAの導入により、団体乗車券や特殊割引乗車券を除く紙のきっぷは、2月28日をもって発売を終了する。これに伴って、彦根・八日市・貴生川・近江八幡以外の各駅は終日無人とする。
普通乗車券・回数乗車券は発売自体を終了。現金払いでの利用は、駅または車内で発行する整理券による後払いに統一する。
定期乗車券はICOCAでの発売に統一し、ICOCAを未所持の場合はデポジット代500円を支払ってカードと同時購入するかたちとする。ICカードに対応していない信楽高原鐵道との連絡定期券は廃止する。
企画乗車券についても、紙券での発売は原則として取りやめる。
全線が1日乗り降り自由の「1デイスマイルチケット」は、既存のデジタルチケット(RYDE PASS)に加えてICOCA(iCONPASS)でも発売。これまで金曜と土休日に限り利用可能だったところ、通年利用可能に切り替える。一方で、価格は900円から1500円に改定。小児用は設定を取りやめ、新たに「iCONPASS」限定の中高生用を1000円で発売する(事前に公的証明書のアップロードが必要)。
近江鉄道・信楽高原鐵道全線が1日乗り降り自由の「びわこ京阪奈線フリーきっぷ」はデジタルチケットのみでの販売とし、価格は2000円に引き上げる。こちらは引き続き土休日のみ利用可能。鉄道線のほかバスや八幡山ロープウェーが利用できる「お~み満喫パス」の扱いについては後日発表する。
「米原乗り継ぎ往復きっぷ」「定期でおでかけきっぷ」など、上記以外の企画乗車券はすべて2月28日をもって発売を終了する。ただしJRが発売する「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」「(ICOCAでGO)鉄道版ビワイチパス」については変更はない。
上記いずれも、発売済みのきっぷについては有効期間終了まで利用可能。「シルバーパス」の提示による1乗車100円のサービスも継続する。



























