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ドイツ・ノイシュヴァンシュタイン城などルートヴィヒ2世の4名城がユネスコ世界遺産に正式登録

2025年7月15日 発表
ドイツの4名城がユネスコ世界遺産に正式登録

 ドイツ観光局は7月15日、ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、ヘレンキームゼー城、シャッヘン山荘がユネスコ世界文化遺産に正式登録されたことを発表した。

 いずれもバイエルン王ルートヴィヒ2世の建築遺産で、ドイツ・ユネスコ委員会の推薦を受けて第47回世界遺産委員会で正式登録が決まった。

 ルートヴィヒ2世は、1864年~1886年の20年あまりの在位期間中に壮麗な建築物を多く手掛けており、現在も南ドイツの観光地として高い人気を集めるノイシュヴァンシュタイン城のほか、上流階級の別荘として建てられたリンダーホーフ城、ヴェルサイユ宮殿に着想を得たというヘレンキームゼー城、標高1866mで近代的な快適さで高山を楽しむために作られたというシャッヘン山荘などが存在する。

 今回の登録によって、ドイツ国内の世界遺産は計55件(文化遺産52、自然遺産3)となっている。