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マリオット、深センマリオット・ホテル南山をオープン

常州マリオット・ホテルに続き、中国で新規開業

2015年12月8日 発表

深センマリオット・ホテル南山の外観

 マリオット・インターナショナルは、「深センマリオット・ホテル南山」を中国・広東省深センにオープンした。全340室で、深セン国際空港からは車で40分、深セン北駅からも車で30分、深セン先端技術工業公園へは徒歩圏内に立地。マカオや珠海市、香港への玄関口となる蛇口フェリーターミナルにも程近く、ビジネスとレジャーの両方に利用できるロケーションに位置する。

 深センマリオット・ホテル南山は、SCCビルディングの45階から60階に入居。このビルはドバイ・タワーをデザインしたエイドリアン・スミス氏が手掛けており、環境に配慮した省エネ設計とのこと。客室は40~70m2で、全客室から深セン湾の眺めと香港との国境を見渡せる。

 レストランは4つあり、南山エリアで最も高いところにあるレストラン「Nanshan Kitchen」、広東料理の「Man Ho」、アルコールも提供するロビーラウンジに加え、「The Cafe」ではコーヒーやサンドイッチの軽食を用意。MICE施設も充実しており、広さは2000m2に及ぶ。パーテーションで3分割できるほか、分割したスペースそれぞれにLEDディスプレイを備える。

 また、先だって中国・江蘇省常州市市に「常州マリオット・ホテル」もオープンしている。常州駅や常州北駅からともに10分程で、常州奔牛空港からも30分程度。常州国際会議センターや常州オリンピックスポーツセンター、ワンダ・ショッピング・モールに隣接している。

常州マリオット・ホテルの外観

 ミーティングスペースは総面積1900m2を誇り、800m2のグランドボールルーム、280m2のプレミアボールルーム、11の小部屋と用途に応じて使い分けられる。レストランは5つあり、ビュッフェ形式の「シティ・ビストロ」のほか、淮揚・広東料理を楽しめる「The Hao」、イタリア料理とワインの「トスカニー・グリル」、ベーカリーの「ザ・チャイナ・ベーキング・カンパニー」、「The Lounge」ではホテルの名物である中国茶に加え、カクテル等のアルコール類も提供する。また、24時間オープンのジムとプールも備えている。

(編集部:中林さやか)