高速道路各社、9月の大型連休（シルバーウィーク）期間の交通状況を発表

　NEXCO東日本（東日本高速道路）、NEXCO中日本（中日本高速道路）、NEXCO西日本（西日本高速道路）、JB本四高速（本州四国連絡高速道路）、日本道路交通情報センターは9月24日、9月の大型連休、いわゆるシルバーウィーク期間中5日間（9月19日～23日）の交通状況の速報を発表した。

　これによると、シルバーウィーク期間の交通量は、2014年の同時期の1日平均3万4200台と比べて約49%増となる1日平均5万900台となった。また、2015年のゴールデンウィークの1日平均5万4400台と比べると6%減と下まわる結果となった。

　期間中10km以上の渋滞の発生回数は253回と、2014年の同時期の51回と比べて202回増加、うち30km以上の渋滞は24回と同じく2014年と比較して19回増加している。2015年のゴールデンウィークと比べると、10km以上では18回少なく、30km以上では6回少ない結果となった。

　特に長い渋滞が発生した個所と渋滞延長は以下のとおり。

・渋滞延長53.7km：9月22日20時20分頃 東名高速 上り 大和TN（トンネル）付近で交通集中及び事故により
・渋滞延長48.2km：9月21日18時10分頃 東北道 上り 加須IC（インターチェンジ）付近で交通集中と事故により
・渋滞延長47.2km：9月21日08時45分頃 中央道 下り藤野PA（パーキングエリア）付近で交通集中により
・渋滞延長42.5km：9月20日06時40分頃 関越道 下り 東松山IC付近で交通集中と事故により
・渋滞延長39.9km：9月20日12時15分頃 九州道 下り 福岡IC付近で交通集中と事故により
・渋滞延長27.0km：9月22日19時15分頃 神戸淡路鳴門道 上り 舞子TN出口付近で交通集中により

　なお、2009年9月の大型連休と比べると、日にちごとの傾向はほぼ同じだったが、交通量や渋滞回数は下まわっているとのこと。

NEXCO 3社の平均断面交通量の推移

NEXCO 3社の10km以上の渋滞推移