ニュース

高速道路各社、GW渋滞下りのピークは5月2日~3日と予測

上りのピークは5月3日~5日

2015年3月27日発表

10km以上の渋滞は上下線合わせて330回起こると予想している

 NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターは3月27日、ゴールデンウィーク期間(4月25日~5月6日の12日間)の高速道路の渋滞予測を発表した。

 発表によると、各高速道路の渋滞のピークは下りが5月2日~3日、上りは5月3日~5日。10km以上の渋滞が起こる回数は、下りは5月2日が45回、5月3日が42回。上りは5月3日が36回、5月4日が44回、5月5日が50回と予想している。

 また、特に長い距離の渋滞の予測は、5月3日8時ごろに関越自動車道 下り線 花輪IC(インターチェンジ)と、5月5日18時ごろに神戸淡路鳴門自動車道 上り線 舞子トンネル出口付近でともに50kmとなっている。

会社区分上下線道路名渋滞ピーク日時ピーク時渋滞長渋滞発生箇所
NEXCO東日本下り線関越自動車道5月3日(日)
8時頃
50㎞花園IC付近
上り線東北自動車道5月4日(月)
18時頃
45㎞上河内SA付近
NEXCO中日本下り線中央自動車道5月2日(土)
6時頃
45㎞藤野PA付近
上り線東名高速道路5月5日(火)
16時頃
40㎞大和TN付近
NEXCO西日本
JB本四高速
下り線中国自動車道5月2日(土)
7時頃
30㎞宝塚東TN付近
上り線神戸淡路鳴門自動車道5月5日(火)
18時頃
50㎞舞子TN出口付近

※IC:インターチェンジ、PA:パーキングエリア、SA:サービスエリア、TN:トンネル

各社から発表された渋滞対策

 渋滞や安全への対策として、発表では利用者に対し以下のような呼びかけをしている。

・ピーク日または時間帯をずらしたドライブ計画を立てる(夜間から早朝が渋滞が比較的少ないため)

・上り坂での速度低下に注意

・車間距離をつめ過ぎない

・車線変更を控える

・こまめな・早めの休憩を取る

渋滞ピーク時間をずらすことで所要時間が短縮できる
電光掲示板を搭載した車両による渋滞末尾への追突注意喚起
上り坂などでの速度低下注意喚起の電光掲示板

 なお各社とも特に混雑の激しい期間には、駐車場整理員の増員、臨時トイレの設置、大型車駐車ますの確保などの対策を行なう。

編集部:柴田 進