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JR西日本、特急「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に289系を10月31日より投入

国鉄型の特急車両「381系」を置き換え

2015年8月21日発表

「しらさぎ」として運行されていた「683系」を「289系」に型式変更。国鉄型の「381系」を置き換える

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、特急「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に投入する「289系」を10月31日より運行開始すると発表した。289系は、名古屋駅~富山駅間の特急「しらさぎ」で使用されていた「683系」85両を289系に型式変更したもの。289系の投入により、国鉄型の特急車両「381系」を置き換える。

 289系で運転する列車は、京都駅、新大阪駅~和歌山駅、紀伊田辺駅、白浜駅間の特急「くろしお」で上下合わせ10本、新大阪駅~福知山駅、城崎温泉駅間の特急「こうのとり」は上下合わせて14本、京都駅~福知山駅、豊岡駅、城崎温泉駅の特急「きのさき」で上下合わせて6本、京都駅~天橋立駅間の特急「はしだて」で上下合わせて4本となる。

 これにより、特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」は289系のほか、287系と京都丹後鉄道「KTR8000系」での運用となり、特急「くろしお」は、289系と283系、287系での運用となるため、全車両がJR西日本発足以降に製造された新形式車両となる。

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