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JR各社、「フルムーン夫婦グリーンパス」を9月1日より発売

10月1日~2016年6月30日まで利用可能

2015年8月19日発表

発売期間:2015年9月1日~2016年5月31日

利用期間:2015年10月1日~2016年6月30日

 JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)のJRグループ6社は、JR線全線有効で一部の列車を除く新幹線や特急のグリーン車、B寝台車に乗車可能なフリー切符「フルムーン夫婦グリーンパス」を9月1日~5月31日に発売する。本切符が利用できるのは、夫婦2人が同一の旅程でかつ年齢の合算が88歳を超える場合のみ。なお、夫婦どちらかの年齢が70歳を超える場合は「シルバー用」の割引価格で購入できる。

 「フルムーン夫婦グリーンパス」の価格は、2人分で5日間の一般用が8万2800円、シルバー用は7万7800円。7日間の一般用は10万2750円、シルバー用は9万7750円。12日間の一般用は12万7950円、シルバー用は12万2950円となる。購入時と利用時には年齢を証明する公的な身分証が必要となる。

 12月28日~2016年1月6日と2016年3月21日~4月5日、4月27日~5月6日は有効期間内であっても利用できない。

 新幹線は東海道山陽新幹線「のぞみ」と山陽九州新幹線「みずほ」は、グリーン車はもちろん自由席も利用できないものの、それ以外の新幹線と特急列車のグリーン車と普通車、B寝台車、BRT、JR西日本宮島フェリーを期間内であれば自由に利用できる。なお、グランクラス、DXグリーン、特急グリーン個室、A寝台個室、B寝台個室は、別途特急・急行料金など設備に応じた料金が必要。また、乗車整理券・ホームライナー料金が必要な列車も別途乗車整理券・ライナー券が必要となる。

 青い森鉄道線の青森駅~八戸駅間、青森駅~野辺地駅間、八戸駅~野辺地駅間と、あいの風とやま鉄道線の高岡駅~富山駅間、IRいしかわ鉄道線の金沢駅~津幡駅間は通過する場合のみ利用できる。ただ、JRとの接続駅である青森駅、野辺地駅、八戸駅、高岡駅、富山駅、金沢駅、津幡駅に下車することは可能。

 特典としてJRホテルグループ加盟ホテルにおいて宿泊料金の割引などが受けられる施設やプランも設定されている。

(編集部:柴田 進)