JR各社、「秋の乗り放題パス」を9月19日より発売

　JR北海道（北海道旅客鉄道）、JR東日本（東日本旅客鉄道）、JR東海（東海旅客鉄道）、JR西日本（西日本旅客鉄道）、JR四国（四国旅客鉄道）、JR九州（九州旅客鉄道）のJRグループ6社は、10月14日の「鉄道の日」に合わせて、JR線全線に連続する3日間 乗り放題となる「秋の乗り放題パス」を、9月19日～10月16日に発売する。利用期間は10月3日～18日。価格は大人7710円、子供3850円。

　「秋の乗り放題パス」は、JR線の普通・快速列車の普通車自由席およびBRT、JR西日本宮島フェリーが乗り降り自由となる。また、普通・快速列車のグリーン車自由席に限りグリーン券を別に購入すれば乗車できるが、特急列車や急行列車、新幹線、「中央ライナー」「青梅ライナー」、快速「マリンライナー」などグリーン車指定席の乗車券としては有効にならない。また、「青春18きっぷ」と異なり、複数名での利用は不可。

　奥羽本線 青森駅～新青森駅間、津軽海峡線 木古内駅～蟹田駅間および石勝線 新得駅～新夕張駅間は、特例として当該区間内相互発着の場合に限り、特急・急行列車の普通車自由席に乗車できる。また、宮崎空港線の宮崎駅～宮崎空港駅に関しても特急列車の普通車自由席に乗車可能。普通・快速列車の普通車指定席を利用する場合は座席指定券が必要。「ホームライナー」などのライナー列車を利用する場合は、別に乗車整理券またはライナー券が必要となる。

　青い森鉄道線の青森駅～八戸駅間、青森駅～野辺地駅間、八戸駅～野辺地駅間と、あいの風とやま鉄道線の高岡駅～富山駅間、IRいしかわ鉄道線の金沢駅～津幡駅間は通過する場合のみ利用できる。ただし、JRとの接続駅である青森駅、野辺地駅、八戸駅、高岡駅、富山駅、金沢駅、津幡駅に下車することは可能。

　有効期間の最終日の乗車が翌日にまたがる場合は、乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効。ただし、東京・大阪の電車特定区間内については終電車まで利用できる。